第26話「ジョグレス進化 今、心をひとつに」
脚本:吉村元希 演出:角銅博之 作監:伊藤智子
OPに、賢ちゃんやパイルドラモンなどが加わり、後半戦スタート!
謎の女により作られたダークタワーのデジモン。京の心が賢に開いて、ホークモンがアクィラモンに進化したが、賢は思うところあって仲間になるのを固辞した。
子供たちは、今日も修復作業に汗を流す。ダークタワーはまだ乱立していて、京はヒカリに、パルモンが言っていた謎の女が気になると言う。
天才でなくなった賢は、ダークタワーがどうなっているのかがわからない。カイザーだった ならわかるかも知れないが、もう戻る気はない。ただ確かなのは、これを自分が建てたということ。賢とワームモンは、デジタルワールドを元に戻すと誓う。
橋の修復作業が一段落する子供たち。それを見た謎の女が「これだから人間の子供たちは」 と文句を言うからには、人間でなくおそらくデジモンなのだろう。髪を1本抜き、またダークタワーに刺し入れると、ミノタルモンを作り、橋を壊せと命じる。ミノタルモンの様子に気付いて、ライドラモン・アクィラモンが攻撃すると、ミノタルモンがダークタワーだとわかる。ぺガスモンとネフェルティモンも参戦しミノタルモンを倒すが、せっかくの橋も壊れてしまう。
力を合わせれば何とかなると皆がいうので、大輔は再び賢の事を持ち出すが、伊織は賛成できない。唯一優しさのデジメンタルに触れた大輔は、それが何かを訴えているように感じる、一乗寺の心そのものみたいな気がすると話す。タケルも同意できない。京は、どうにかしたい
。
そこへ、伊織に光子郎からメールが届く。
その近くに
異変がおきています。
急いで確認して下さい。
暗黒のパワーが増大しているようだ。
スティングモンはまたいくつもダークタワーを壊し、賢がねぎらう。今日はもう帰ろう。
かつてのカイザーの要塞に、負のエネルギーが集まっている。光子郎によると、爆発の危険を止めねばならない。大輔はハッと気づく、優しさの紋章がなくなったせいだからそれを戻せば止められる、と。つまりは賢が必要なのだ。伊織は嫌がるが、大輔は賢にメールを打つ
。
アイキャッチにも、賢ちゃんとワームモン登場。
部屋に帰り、賢たちがおやつ(オレンジジュースとパウンドケーキ・・・甘っ)を食べようとすると、パソコン画面に例の女が映る。「お前は何者だ、デジタルワールドをどうするつもりなんだ」と賢は問う。光子郎(やっぱり頼りになります)が賢のところに電話するが、そうと知らないワームモンは留守電のふりをしてしまう。見抜いた光子郎はワームモンに話しかけるが、ワームモンは賢が立て込んでいるのですぐにつなげられない。「どうして僕でなければならなかったんだ」女は「(カイザーは)誰でもよかった、あんたにはつけ入りやすい隙があった」と言い放ち、賢は納得できない。デジタルワールドの異変をワームモンに聞き
、賢は女に怒りをあらわにする。急いでデジタルワールドへ行って、と光子郎。女は賢を足止めするため現われたのだ 。(デジモンの留守番メッセージ、欲しいv)
要塞の動力炉は小さな爆発をまた越こし、大爆発まで時間の問題だ。僕のせいだから自分でけりをつけてやる、と走る賢。要塞に、女が現われる。10本のダークタワーに髪を刺し、オオクワモン(完全体)が作られた。子供たちもそれを目撃する。成熟期での応戦は、少々厳しいがやるしかない。みな退化させられた時、やっと賢が到着し、スティングモンが戦う。
紋章を握り賢は、罪の重さを感じスティングモンと二人自滅も辞さないつもりだ。大輔がひっぱたく。大輔にとって賢はもう仲間なのだ。「ばか!そんなに簡単に言うな!お前がいなくなったら、悲しむ人のことを考えろよ!俺は、お前をここで行かせて、それでお前が帰ってこなかったら・・・一生後悔する!だから、絶対行かせねえ!お前がいいと思っても、俺は嫌なんだ!」(大輔かっこいい!!)「生きろ!」(木内さん迫真の名演!もともとが温かい声だから、胸にしみます)。罪を償うなら生き続けねば。家族をこれ以上悲しませたくない。大輔とブイモンの心が伝わった時、大輔と賢のD-3が輝き、エクスブイモンとスティングモンの体も輝く。2人は互いの鼓動を感じ、2体が完全体・パイルドラモン(強そう!)に合体・・「ジョグレス」進化する。生き続けるという強い意識が、進化を呼んだのか。
EDも当然、賢ちゃんやパイルドラモン登場。しかし、土偶はショッキングですな。