デジモンアドベンチャー第12話

第12話「冒険!パタモンと僕」

脚本:まさきひろ 演出:今村隆寛 作監:直井正博

ムゲンマウンテンに集まりつつある太一とヤマト、光子郎とミミ、丈と空。

タケル(白ブリーフ派と判明)とパタモン(松本美和さん)だけが、皆と合流できずにいる。本当に可愛らしいなあこの二人は(小西さん、残念です)。一人になって泣き出してしまうタケル、進化してタケルを助ける事ができず泣くパタモン。タケルの「タブンコンナモン」「キットコンナモン」はブタかカバか(笑)。草原にぽつんとある踏切が開く。どっちへ行こうか。

はじまりの街。地面はふわふわで、建物は小さく角がなく、木にはおもちゃが実っている。ここの静かな音楽は、歌と音楽集には未収録だが良い曲だと思う。たくさんの黒いゆりかごに幼年期のデジモンと、イースターエッグのようなデジタマが。デジタマからデジモンが生まれる。「あのデビモンも?」というタケルの何気ないひと言は、重い。置き手紙に書いてある通りなでなですると、殻が割れ、ゆりかごになった。それ知らないの?とパタモンに問うと、パタモンは、赤ちゃんのときの事タケルはおぼえてるの?と。光が丘で、ブルースハープのメロディと積み木が崩れて(=家庭の崩壊)泣いたらそばで見せてくれた笑顔の、うっすらとした記憶。

赤ちゃんたち(コロモン:木内レイコさん、ボタモン:千束美紀さん、プニモン:埴岡(はにおか)由紀子さん、ポヨモン:塩味薫さん、ユラモン:村岡雪枝さん、ユ二モン:藤本教子さん)は、泣いたりうんちしたりゆりかごから出たり、世話が大変。魚を獲ってきたエレキモン(高戸靖広さん)にそれを「かわいがり」と誤解され、パタモンとケンカに。ケンカをやめない2匹に、タケルのゲージが上がる。

正々堂々と勝負するために綱引き相撲を。東・エレキの海、西・パタの山、パタの山の勝ち。建物になっているクッションにエレキモンが開けた穴のせいで、中身の白い羽が街に舞う(エンジェモンへの進化を暗示するような)。2匹は握手、タケルも赤ちゃんたちもにっこり。「子どものケンカならいいよ、すぐ仲直りするから」大人のケンカ(両親の離婚)というタケルのトラウマ。

タケルはしっかりしている。エレキモンにムゲンマウンテンに戻って、デビモンに皆がどこへ行ったか聞くのだ、戦わなくてすむ方法があるはずだ、みんなが心を一つにすれば、と言う。02でタケルは、戦いが避けられない事を伊織たちに示すことになるが。

デビモンは、進化できないタケルとパタモンに目をつける。いよいよ決戦が近づいている。パタモンは、自分がもし進化してもタケルと友だちでいられるか不安に思い、このままタケルのそばにいるとと言う。その頃、レオモンが近づいていた。

はじまりの街を描くことで、デジモンがどうやって生まれ育つかとか命の大切さとかを感じる回だった。

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