デジモンアドベンチャー:第66話感想

デジモンアドベンチャー:第66話「最後の奇跡 最後の力」感想

脚本:山口宏 絵コンテ:三塚雅人、鈴木正男 演出:都築悠一 総作画監督:浅沼昭弘 作画監督:直井正博 (2021/9/19 放映)

<あらすじ:公式サイトより>
最凶の敵ネガーモンは、太一たちの目の前でアバドモンへと進化した。デジタルワールドと現実世界を変幻自在に飛び越えながら、次々に空間を食べ、「無」と化していくアバドモン。世界が消え去るのを防ぐために、ウォーグレイモンをはじめとした8体の究極体はアバドモンへ戦いを挑む。しかしアバドモンの力は圧倒的。一人、また一人、どことも知れない空間へと消し飛ばされていく。あらゆる攻撃の通用しないアバドモンを相手に、太一とヤマトはボロボロになりながらも必死に戦い続けるが…。彼らの旅は。そして世界は、これで終わるのか!?

●全体を見て:録画のタイトルには「最大級のピンチ…」と追加されている。
バトル中心なので、バトルに関心の無い私はあまり言うことがありません。
やっと現実世界での異変が描かれる、たくさんの子どもと共に。ベランダの子どもたちは「劇場版デジモンアドベンチャー」のオマージュだろう。本当に残念ながら選ばれし子どもたちの家族は登場せず、小学生が何日もいないのだから心配してるだろうに。作り手が最後に切り捨てちゃったのね…
RWで見ている子どもたちから託された希望が救いの力になりオメガモンという流れは「ぼくらのウォーゲーム」のオマージュ。ただ、取ってつけたようにRWの子どもたちの存在が示されるものだから、旧作をなぞっただけのように感じる。
究極体8体が揃った時は壮観だったのに、最終回前話でそれで勝てないというのは気がそがれる思い。まるでオメガモンの前座扱い。

●光子郎:「実体化」と言ったあとなぜか「リアライズ」と言い直している、テイマーズ臭の意味ある?
彼の指示で光の力を集結させて作戦勝ち、よくやった。

●丈:「当たって砕けろだ!いや砕けちゃダメだけど…とにかく、覚悟はできたよ!」ハイ、先輩かっこいい!

●ミミ:そう、おじいちゃんもいたんだった。私のボケの始まりか、すっかり印象になかった。

●オメガモン:ファンにとって格別の存在であるからして、最後の華をどうか持ってっちゃってください!滞りなく素直に勝利して欲しい。初期の登場はなんかやはり要らなかった気がする、安売りしないでほしい。
なぜか、オファニモンが名前をコール。敵の時(奈落)もそうだから、テイルモンがリーダーってことで?

●デビモン:思わぬ登場。虚無の前には、闇の力も一言言いたいか。

●ネガーモン~クズルーモン~アバドモン:ネガーモンの進化系と言われるクズルーモン、アバドモンはアニメ内で名前が表示されず、ネットのデジモン図鑑にも載っていない(9月20日現在。21日に公開されたため下記参照)。ラスボスの名前が不明という何とも言えない扱い。アニメディアの番組表でネタバレって、買わないもしくは気づかない普通のファンをナメてるのか。ちゃんと名前を表示してほしい。なお、「クズル」「クズル―」を調べたが詳細は不明。
歯を出した口のでかいのがクズルーモン、赤いひび割れの黒い球体の頭と、目と口のある触手がアバドモン。大きすぎるし触手が多すぎるせいもあり、姿形が一定せず視覚的に把握しづらいから、バトルの攻防の描写が正直よくわからない。誰と誰とがどこで何をやっているのか。敵の存在を感じ取れとか言ってるし、見せる気そもそもないのかな。
クズルーモン、ウォグレにガイアフォースを口内へぶち込まれて爆発。ヘラクルカブテリモンの「やったんか?」は存命フラグ。本体でなく抜け殻という、またも「やっつけたと思ったら」編。

●アバドモン:Abaddonアバドンとは、新約聖書「ヨハネの黙示録」に登場する天使の一種、奈落の王で、ヘブライ語で「破壊の場」「滅ぼす者」「奈落の底」を意味する。草を食い尽くすイナゴの虫害が神格化されたものと考えられる。一般的には悪魔としてのイメージが強く、また悪魔の支配階級としてでなく、底なしの穴・深淵などの同義語とされるという。アニメディアの番組表にて名前が確認されたという、事実上本作アニメのオリジナルキャラ。9月21日に公開されたデジモン図鑑によると、ネットワークに溢れる負のデータを吸収し巨大化した謎の究極体。その存在目的は善悪を超越し、全てを無に帰することにある。中心の大口や触手の口でデジモンやDW自体を食らい、その後には空白のブランクデータを残すのみという。
残念ながらセリフなし、本人の意思があるかどうかさえ怪しい、デジモン史上一番かもしれない(全部は見ていないので)哀れで悲しいラスボス。こんなの敵に回してドラマが生まれるはずがない。

●男性アナウンサー:一人は既出の田中啓太郎さん。もう一人は竹内大生(だいき)さん、青二プロダクションの新人さん。

●女性アナウンサー:新井遥夏(はるか)さん、青二プロダクションの新人さん。

●次回予告:コロナの影響と、予想外の回数増でやっと迎えた最終話。最後の戦いが「始まる」って、ナレで最終話なのに言ってます;予想通りギリ最後まで戦いを引っ張りました。まあ平和になって回想するほどの過去も無いしね、ヒエ~;デジタマってまさか、ネガーモンとかじゃないよね~;

(2021/9/22 記)

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