デジモンアドベンチャー第17話感想

デジモンアドベンチャー第17話「幻船長 コカトリモン」感想

脚本:浦沢義雄 演出:芝田浩樹 作画監督:八島善孝 美術:

タイトルコールはコカトリモン。すでに紋章を入手していた太一はアグモンを進化させようとするが、強引なやり方でスカルグレイモンに進化してしまった。

まばらに草とサボテンの生える長い砂漠、暑い。太一は退化したコロモンを気遣い、ミミにまで励まされる。パルモンは、自分が大きなトゲモンになってみんなに日陰をあげたいというくらい暑い。そこに、大きなサボテンが見えたが蜃気楼だった、子供たちがっかり。ゲンナイの映像が現われ、「タグと紋章は互いに魅かれ合う、両方が手に入っても正しい育て方をしないと正しい進化をしない」とまで言って消えてしまう。そういわれても、スカルグレイモンを目の当たりにして子供たちはいまいち自信がない。

そこへなぜか豪華客船がやってくる。太一はコロモンを心配し、船員のヌメモンにミミの色仕掛けで乗ることに成功。シャワーにビュッフェのごちそうにプールでのんびり。船長のコカトリモン(園部啓一さん。名古屋弁!飛べないのがコンプレックス)はエテモンの手下で、通信不可のため自分で処理しようと、まず太一と丈を捕まえ、進化したアグモンとゴマモンをぺトラファイヤーで石にして紋章を奪う。ヤマトとタケルと光子郎も捕えられ、日干しにされてしまう。

シャワー室から抜け出した空とミミ(サービスショット、笑)。船首に追い詰められ、ピヨモンとパルモンが進化、コカトリモンをやっつけると、石化は解けた。ヌメモンが逃げ、一同も船から逃げるが、コカトリモンはまだ力が残っており船は猛スピードで追ってきて、本物の巨大サボテンにぶつかり念願の飛行の末やられてしまう。

巨大サボテンのてっぺんにピンクの花が咲き、中からミミの紋章が現れる。紋章なんか欲しくないと言うミミだが、正しく育てられるだろうか。それはミミ以外の子供たちも同じだったろう。太一のコロモンへの気持ちと、みんなの正しい進化とは何なのか不安に思う気持ちが伝わってくる回だった。

次回予告:

(2024/3/  記)

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