デジモンアドベンチャー:第67話感想

デジモンアドベンチャー:第67話「冒険の果て」感想

脚本:冨岡淳宏 絵コンテ:宍戸望、佐々木憲世、大塚隆史、志田直俊 演出:宍戸望 作画監督:浅沼昭弘、仲條久美 (2021/9/26 放映)

<あらすじ:公式サイトより引用>>
ついにオメガモン出現!DWと現実の世界を貪り尽くし、全てを無に変えていく怪物アバドモン、その中心に潜む人型のアバドモンコア。絶望にかられる人々の中で、世界中の子供たちだけは、オメガモンの勝利を信じていた。無限の可能性を持つ選ばれし子供たちとパートナーデジモンたちの願いが、邪悪な存在を打ち破るべくオメガモンにさらなる奇跡を起こす。冒険は決して終わることはないのだ。

●全体を見て:録画のタイトルには「子供達が起こす最後の奇跡」と追加されている。
バトルが二手に分かれているのは難だったと思う。内部のオメガモンの援助に究極体6体が外部でかかるんじゃなくて、全員での総攻撃が私は見たかった。
戦い終わってお別れかと思いきや、デジモンが隠れて現実世界に来るという意外性。さらにレオモンの平田ヴォイスで思わせぶりな一言「いや、ひょっとすると」。最後の草原と山並みはどう見てもDWでした。だからと言ってどうこうという感慨は不思議と無いのがとても悲しい。冒険が必要悪な世界ではないのね。「さあ行こう(太一)、冒険は(アグモン)、新たな世界へ(全員)」て、新たな冒険て、えーと皆さんメンタル強いですね;
戦い直後の8人と8体のふれあい、RWに来てからのふれあい、どちらも良かった。DWの平和になった変化も丁寧に描かれていました。ただ、これだけ感想を書いてきたのに、各話の細かいことはすっかり忘れてしまっています。心に残ってない。ボケのせいなのか、はたまた;
原画の人数が日本名9人、グループが5つ、外国名は東映フィリピン班さん等らしく25人と大所帯。絵コンテも何と4人、力入ってます。
●オメガモン:Alter-Sモードが出ました。アルターの訳は変える、変更する、改造する。changeが「全面的変更」なのに対し、「部分的変更」を意味する。-Sの意味は不明。図鑑によると、ウォーグレイモンの亜種ブリッツグレイモン、メタルガルルモンの亜種クーレスガルルモンが融合し誕生したオメガモンの新たな一面。なぜ2体のデジモンが融合に至ったかは謎であり、このオメガモンもまた誰かの強い意志によるものか、何か望みがあっての融合かは不明という。必殺技はガルルソード、グレイキャノン。
噂で出るとは聞いていたけれど、アバドモンコアとの苦戦のため、紋章の力が再び強く集まり誕生した模様。滞りなく素直に勝ってほしいという私の望みは半ば叶ったのか、モード変化することで勝てましたけど、通して見ると圧勝とはいかなかったなあ。
アバドモンコアの遺言「我は消える、消える、消える…。」「いや、お前もデジモンなら、きっとその行く先たどり着くのは」悪にせよ善にせよ無限の可能性があるのだから(生まれ変わる)、「また会おう」と(デジタマによる)再生を示唆。じゃあやっぱりあの割れたデジタマがアバドモンだろうか。いや罪が重いから再生は早すぎるか。
グレイソードの文字が当初は「ーるでりーそ。(おーるでりーとの間違いでは)」だが、最後「おーるりかばー」に塗り替わる。文字がわかってるなら当初から正確に描いて下さい。他のショットでも不正確でした。それに、公式発表されてる文字と少しずつ文字のデザインが違うのも謎。
●アバドモンコア:EDのクレジットでそういう名だと知るのってアリか?ただでさえセリフが少ない上に聞き取りづらいのでイライラする。姿形がまたも一定せず、技も多彩というかもう何でもありでやりづらい相手。
●太一:8人のうち一人DWへ旅立った模様。あくまで太アグ推しなんですね。
●ヤマト:「心を通わせた者たち、まだ見ぬ者たち、生ける者、存在する者全ての願いを受けて」は小5のボキャブラリーとして硬すぎる。そういうキャラという描写が事前にないし、最終回だからと頑張りすぎな感じ。
●光子郎:「ここはもはや常識とはかけ離れた世界だから」て言ってるけど、そもそも初回のDWからしてそうだったのでは?何をいまさら。
デスクトップPCの画面には「Digital Gate TRIAL」の文字が。さらにその上には「The Choosen One -Adventure to a new world-」下には「Version α」とある。ゲートを開けられたのか?
●ミミ:RWでも王国兼カンパニーを建設、太刀川工業資材置き場にて。唐突に光ミミ。
●ウッドモン:声はボルケーノ太田さん。いろいろな役、お疲れ様でした。
●レオモン:ご存命ですハイ。「友だちになりに来たんだと私は思ってる」「友だちを守るために戦ったんだ」これはどうかなあ、小学生が友達を救うために命張りますか。そんな軽いノリじゃないでしょ。
●ワイズモン:「人とデジモン、二つの世界の交わりがこの先互いにどのような影響を及ぼすのか、それは私にも予測はつかない」と、未来に含みを持たせてます。でも、02とか言わないで…ヒイィ;もうこれ以上「アド」をいじらないでほしいというのが、tri.、ラスエボ、:を見てきた私の率直な感想です。
●ヴァロドゥルモン:天空の守護者とされており、DW創世の頃から存在していた古代種の幻の聖鳥型デジモン。うれしいことにまたも声は風間勇刀さん、前田愛さん。ていうか、ネ―モンの菊池正美さんじゃないけどヤマトとミミで出演させてよ!と虚しい叫び。浪川さんなんか、tri.で亡くなってる西島先生からの転身なんて無理なキャスティングなんだし。
●ユキミボタモン:声は野沢雅子さん。最後に大御所の愛らしい大サービスvならば今作のナレーションを振り返ると進化したユキミボタモンてこと?
●挿入歌:戦いの前半はインスト版、後半は「Breake the chain naked zero」と記されている。ネイキッドの訳は①裸の、あらわな②おおいのない、むき出しの③ありのままの、赤裸々な。ゼロの訳は①0②零度、零点③無、空。作詞作曲編曲ともに谷本貴義さんだが、この意味やいかに。まっさらな始まりとでもいうのだろうか。谷本さんのツイッターによると、オーケストレーションのアレンジは山下康介さん、録音は今話のために新たに行ったという。なかなかに素晴らしかった。

(2021/9/27 記)

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