デジモンテイマーズ第35話

「その名はデュークモン!真なる究極進化」

脚本:小中千昭 演出:角銅博之 作監:信実節子

タカトとグラウモンの怒りで、グラウモンはベルゼブモンも後ずさりするようなおぞましい究極体・メギドラモンに暗黒進化してしまう。タカトのアークはバラバラに割れて消える。レオモンを失い、さらにおぞましい進化を見て深く傷つくジュリ。

異常な進化はリアルワールドにも影響し、ジャンユーは妻にシウチョンが香港の実家に行ったという嘘を見破られ、言い訳もできず家を出る。

ウィルス種なのにあんな究極体に。タカトは自分のせいであんな姿になったと思う。地割れが起き、メギドラモンの胸のマークが点滅する、それはデジタルワールドの危機を示すハザードランプだとジェンは気付く。

ヒュプノスでは、無数のハザードランプが点滅し、到着したジャンユーに山木は、デジタルワールドの最深部に強大なパワーが現われ世界自体を揺るがしている、おそらく子供たちが関わっているが連絡は取れないという。大人ができない事を子供たちは遂げてきた、だから信じようと山木は言う。リョウの周囲にも無数の赤い光の柱が立ち、リョウも異変を感じる。

もうやめてというタカトの声は、ベルゼブモンを食い殺そうというメギドラモンには届かない。マクラモンが現われベルゼブモンに世界が破滅すると文句を言いに来て(チャツラモンがインプモンを手なずけたのが気に入らないらしい)、ベルゼブモンはデーヴァであるマクラモンを握りつぶしロードしてしまう。デジタルワールドを守るため、傷ついたキュウビモンとラピッドモンは立ち上がり、ルキは「マトリックスエボリューション」をスラッシュ、タオモンに進化。しかし、デーヴァをロードしたベルゼブモンは強く、ジェンとルキは「エイリアス」で2体を助けるが、レナモンとテリアモンに退化し完全体の力をロードされてしまう。いよいよベルゼブモンの優勢だ。

しかし無理なロードだったのか、ベルゼブモンは異様な叫び声を上げる。ジュリは、かわいかったギルモンちゃんをあんなにしてと泣き、タカトは倒れたメギドラモンを見やる。

ヒュプノス、ネット最深部レイヤーの異常は収束する。山木はこんなものを作った事を後悔する。ワイルド・バンチの作っているアークは、もう少し時間がかかるが、山木はジャンユーにヒュプノスを使って下さいと申し出る。

タカトはメギドラモンに触れ、もしデジモンが本当にいたらという夢を見ていた頃を思い出す。ジュリは、画面の消えたアークを持ったままみんなのそばへ来ようとしない。シウチョンは、ロップモンが進化できないので泣き出してしまう。

ベルゼブモンは、神ではなく悪魔になったんだと子供たちに近づくが、タカトもジュリも動こうとしない。ギルモンはデータじゃない、やっぱり「友だち」なんだとタカトがメギドラモンにすがって泣く。ベルゼブモンがダブルインパクトを放った時、メギドラモンがタカトの名を呼び、2人の気持ちが通じ合った。そしてギルモンは「一緒に戦う」とタカトに言う。そう望めばかなうはず。そしてタカトとギルモンの心と体が一体になり、真の究極体・デュークモンとなった。デュークモンは「悪魔に魂を打った者は許さない」とベルゼブモンへ向かっていく。

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