デジモンテイマーズ第43話

「つながる心 復活のベルゼブモン」

脚本:前川淳 演出:梅澤淳稔 作監:浅沼昭弘

うしたらいいかなんてわからない、でも僕たちが何とかしなきゃ、との決意で新宿中央公園に集まったタカト・ジェン・ルキ。デ・リーパ―と自衛隊の戦闘はすでに始まっている。タカトたちの前に、無数の羽を持つデ・リーパ―が現われる。危害を加えはしないが、じっと見つめているようで、逃げても追っては来ない。とりあえず小学校に隠れて夜を明かす。

お腹がすいたタカトは、店に入ってパンを焼く事にする。タカトは手伝いのおかげか、焼き方を知っているようだ。

デ・リーパ―に包まれる都庁。ジャンユーは、奴は中央公園をなぜか避けているようだという。仮のヒュプノスの設営は進む。

パンを焼くのは時間がかかるが、楽しい。和食派のルキも、今日はパン。

インプモンは、アイとマコが書き残した内容を通行人に尋ねるが、怖がられてしまう。そこに趙先生が現われ、驚きもせず読んでくれる。「インプモンへ わたしたちはほんごうのおばあちゃんのところへいきます アイ マコト」。先生は本郷ならそこの地下鉄から5つ目と教えてくれ、インプモンは礼を言って駅へ向かう。

指令本部へ向かった山木は、甚大な被害だが引き下がれないと自衛隊司令官(飯島肇さん)に聞き、ミサイルが発射される。情報収集用のミサイルからの映像では、泡の中に赤いものに呑み込まれた都庁が映り、ミサイル自体もまた呑み込まれてしまう。

本郷三丁目へ向かうインプモン。都営大江戸線の5つ手前だから、若松河田から乗ったのだろう。ということは李家の避難先はその辺か。

パンを食べ終わったタカトたち(ギルモンはまだギルモンパンを食べているが)、車の気配を感じるレナモン。訪ねてきたのは、山木、麗華、恵だった。ワイルド・バンチが作業をようやく終えると、そこに現れたのはSHIBUMIだった。あいつの正体を教えてやろうと起きてきた。それはデ・リーパ―。人間がネット世界を飛躍的に拡大した、デジモンが増え、進化しすぎた。だから削除プログラムが動き出した。リアルワールドは、デ・リーパ―の恰好の餌食。人間の攻撃力で何とかなるものではない。

インプモンは、アイ、マコと再会を果たす。

自衛隊は歯が立たない。僕たちの街は僕たちが守る!タカト、ジェン、ルキは「マトリックスエボリューション」をスラッシュし、メガログラウモン、ラピッドモン、タオモンに進化する。

お母さんが出かけ、隠れていたインプモンは出てくる。子犬を飼ってはいるがインプモンが恋しく、引き裂かれたぬいぐるみを直してもらい、アイとマコはもう取り合いはしないと反省している。インプモンはうれしかった。

ペンデュラムフィートはデジモンの攻撃を学習し反撃してくる。強いはずだ。

ジュースとおやつでインプモンは満腹、でも点けたテレビの新宿を見て、オレのダチを助けに行かなくちゃという。必ず帰ると約束するインプモンに、マコは銃を、アイはキッスをプレゼントし、見送る。銃はブラスターに、背には翼が生え、インプモンはベルゼブモンブラストモードに進化する。

このデ・リーパ―、いったい何なんだ。タカトが進化しようとするができない、ジェンはデジタルワールドではデータだったから進化できたんだという。ではリアルワールドでは究極体になれないのか?その上空をベルゼブモンが行く。パートナーとの絆をはぐくんでベルゼブモンの気持ちは強い。ベルゼブモンの銃で赤い線が切れたペンデュラムフィートは動きが止まり、グラウモンたちの総攻撃で消えた。

グラウモンたちとの仲直りもできた「インプモン」。タカトは木の陰にジュリを見たような気がする・・・

P.S. デ・リーパ―のエージェントの名称については、子供たちの目線で「羽の生えた鳥のようなデ・リーパ―」等と書くか・設定資料に基づき「サーチャー」等と書くか迷ったのですが、せっかく名前が設定されているのだからと後者にしました。そういうことにこだわること自体が楽しいんです。デーヴァの名称に関してはなるべく前者にしていましたが(第1話でクルモンを追っていたメイルドラモンも、名前が出なかったのであえて記載していません、なるべく登場人物の子供・視聴者の子供の目線で書きたかったので)、でもデ・リーパ―に関しては設定が少々難解で名前も出そうにないので。

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