デジモンフロンティア第6話

「伝説の5闘士VS新たなる闘士!」

脚本:まさきひろ 演出:芝田浩樹 作監:浅沼昭弘

風の国のファクトリーで、純平は雷のスピリットを得てブリッツモンに進化した。そして再び、森のターミナルへ向かう。

足もとの厳しい山を行く輝二は、助けを呼ぶ声(松久保維穂さん、村岡雪枝さん)の方へ行くと、カラツキヌメモンが牢屋に入れられている。鍵を壊そうとすると、謎のデジモンに谷へ落される。

城下町のような世界で、食堂「めしや」のオヤジ・コンゴウモン(奥田啓人さんさん)に金もないのにと追い出される拓也たち。ボコモンも、デジタルワールドの通貨を持っていない。みんなおなかぺこぺこ。純平が「助っ人募集 メシ食べ放題」ののぼりを見つけると、のぼりの主はカラツキヌメモン(池田知聡さん、鶴岡聡さん)だった。カラツキヌメモンの山へ行くためトレイルモン(柳沢栄治さん)に貨車を取り付け進む拓也たち。ある日グロットモンが山へ来てデジコードのありかを教えろと言うが、彼らは知らない。ボコモンは、この世界はデジコードでできており、目につく場合と隠れて見えない場合があるという。ブロットモンは、村の娘たちを人質に取ったので助けたい。そのための助っ人募集だった。

線路はジェットコースター以上のすごいカーブを描き、村付近で貨車は振り切られる。90度の壁を、ヌメモンたちが梯子を出してくれ登る。家に着くと、拓也はいきなりぶたれる。ぶったのは、助っ人の腕試しをしようとした輝二だった。やっとありついたメシは、緑、黄色、茶色、ベージュのキャベツ!泉がかぶりつくと、何とピザ味だった。カレー、ビーフ、じゃがバターの味もある。輝二は一人で食べる、今朝空から落ちてきたらしい。

だが人質の居場所を知る輝二は、作戦には参加する。伝説の闘士が揃ってるんだから、と純平が豪語すると、途端にカラツキヌメモンたち(長老:西川幾雄さん)はおびえ、こそこそと話し合い、作戦は明日にしてほしいという。壁に張り付いたベッドはヌメモンでないと使えない。床で寝る子供たち。

目覚めると、子供たちはカラツキヌメモンに宙づりにされていた。子供たちと人質を交換するのだという。伝説の闘士に敵意を持っているらしい。ブロットモンの仲間と勘違いされている。現われたのは土の闘士、ブロットモンだった。スピリットを手に入れた人間はこいつらの事だったのか。ブロットモンは5人のスピリットを奪おうと鎌を振るうが、輝二がとっさに鎌で縛られた縄を切り、ヴォルフモンに進化しブロットモンと戦う。他の子供たちは誤解が解け、カラツキヌメモンに助けられる。

ヴォルフモンのピンチに、4人は進化して戦う。ヴォルフモンを助けたフェアリモンとチャックモンは、人質の救出に向かう。アグニモン、ブリッツモン、ヴォルフモンは、ブロットモンが土に潜り神出鬼没なので苦戦する。が、雨が降り出し、ぬかるんだ土を見たブリッツモンは土壁を破壊してブロットモンに浴びせ谷へ落す。しかし壊れた部分にデジコードが見つかり、ブロットモンはビーストスピリットでギガスモンにスライド進化し、ケルビモンの命でデジコードを奪っていく。5人は全然かなわない。こんなのがあと4体もいるの?!山は崩れ始め、カラツキヌメモンたちは辛うじて残った山にしがみつき、アグニモンたちは底へ落ちてしまう。

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