第29話「マンモン 光が丘大激突!」
脚本:西園悟 演出:川田武範 作監:海老沢幸男
ヴァンデモン城のゲートを開き、現実世界へ帰還した子供たち。8人目の選ばれし子供をヴァンデモンより先に見つけねば。
光子郎は、ヴァンデモンが進軍してから子供たちの到着まで、現実世界では1分と経っていないという。太一がキャンプ場の山を下りていくと、藤山先生(櫻井孝宏さん)に帰り支度するよう言われるが、デジモンの存在をごまかすためヒヤヒヤ。さて、光が丘へはどう行ったものか、太一に名案があるという。藤山先生を説得し、関越自動車道から大泉インターで降りれば光が丘は徒歩圏だという。ヤマトとタケルの演技も効いて、丈が責任もって送るとたたみかけ、許可が下りる。ミミはパルモンより久しぶりに会ったクラスメートに夢中。デジヴァイスには反応がある。藤山先生は、デジモンはぬいぐるみ、デジヴァイスも新しいおもちゃか何かと誤解してくれる。
日光に当たれないヴァンデモンに変わって、紋章のコピーを胸に8人目をテイルモンは探す。光が丘周辺では見つからないとヴァンデモンに報告すると、ヴァンデモンは多数のコピーを渡し探させる。
光が丘の陸橋に降り立つ子供たち。太一と空は第3小学校1年2組、ヤマトは第4小学校でタケルは同居、丈は第5小学校、ミミと光子郎は幼稚園だったと、皆同じであることが初めてわかり、ただの偶然とは思えない。私が疑問なのは、城戸家が医者なのに団地に住んでいた事。まだ開業せず研修医か何かで経済的に困っていたのか、3人息子たちの医学部受験のため教育費がかかったのか。
ちなみに光が丘小は統廃合になりました。
練馬区立光が丘第一小学校(2010年光が丘第二小と統合し練馬区立光が丘四季の香小学校へ)
練馬区立光が丘第二小学校(2010年光が丘第一小と統合し光が丘四季の香小へ)
練馬区立光が丘第三小学校(2010年光が丘第四小と統合し練馬区立光が丘春の風小学校へ)
練馬区立光が丘第四小学校(2010年光が丘第三小と統合し光が丘春の風小へ)
練馬区立光が丘第五小学校(2010年光が丘第六小と統合し練馬区立光が丘夏の雲小学校へ)
練馬区立光が丘第六小学校(2010年光が丘第五小と統合し光が丘夏の雲小へ)
練馬区立光が丘第七小学校(2010年田柄第三小と統合し練馬区立光が丘秋の陽小学校へ)
マンモンがやたらと街を破壊し(8人目探しと関係ないし)テイルモンは後悔する(でもフォローなし;)。通信障害も起きている。
年長の丈によると、4年前に爆弾テロがあり、物騒だから引っ越したという。流れる曲はボレロ。グレイモンとパロットモンの騒ぎは大人たちによって爆弾テロとして処理されたようだ。パトカーの走る方へ行くと、完全体・マンモンが暴れているコロモンたちじゃ無理だ、ピヨモンがバードラモンに進化し戦い始めると、子供たちの4年前の記憶がよみがえる(相手が鳥型デジモンという要因は大きかっただろう)。タケルは母に、誰のせいで夢と現実の区別がつかない子にと言われていた。それはヤマトも覚えていた。ここがその陸橋だ。テロでも怪獣じゃない、デジモン同士の戦いだった。あの日太一の家にコロモンが来てグレイモンになってデジモンと戦って消えた。
マンモンに撃たれたバードラモンがガルダモンに超進化、勝利する。
光子郎は、キャンプに行った中でも4年前の事件を目撃したという共通点が見つかったという。だとしたら8人目もそうだ。モチモンは、他の兵はもうよそを探しているのではという。急がねば!(なんでヒカリが8人目だって誰も気づかないんだろう・・・?)