第30話「デジモン東京大横断」
脚本:前川淳 演出:志水淳児 作監:出口としお
光が丘で8人目を探す子供たちは、みな4年前のデジモンの戦いを目撃していたことを知る。
子供たちが現実世界に現われたとピコデビモンから報告をうけるヴァンデモン。子供の集まる場所で8人目を探すテイルモン、ウィザーモン、デスメラモン、ゲソモンたち。
次の目的地はお台場、なぜなら7人の共通点はあのデジモンの目撃者だった事と、引っ越してお台場に住んでいる事だから。都営12号線光が丘駅(ちなみに現在は都営大江戸線)からお台場の最短ルートを検索する光子郎。私なら、大江戸線で上野御徒町で銀座線か山手線に乗り換え新橋へ行き、ゆりかもめでお台場が、少し時間かかるけど乗り換えは少ないかな。それか大江戸線で新宿へ行き、中央線快速使うと少し早いかな。神田で乗り換え(東京駅だと、駅が広くて乗り換えが大変)山手線で新橋まで。ええ、米沢守と同じく鉄ちゃんです私。光子郎のお勧めは、都営12号線で中野坂上で乗り換え丸ノ内線で赤坂見附で銀座線に乗り換え新橋からゆりかもめ。なるほど、そっちがいい線だ!
初めて見る人間の世界に、デジモンたち興奮気味、しゃべったり動いたりしてしまい大災難。コロモンとツノモンは、地下鉄の音を敵と思って線路に飛び込んでしまう。親子連れに席を譲った空(空らしい。)は、赤ちゃんにピョコモンの触覚を引っ張られ、ピョコモンは思わずしゃべってしまう。腹話術のふりをしてきり抜けるが、欲しがられて練馬のダイコンデパートに売ってると空は嘘をついてしまう。みんなどっと疲れて寝過ごし、中野坂上にパタモンが気付くが終点の新宿に着いてしまう。丸ノ内線に乗り換えられるとパソコン開かず即答、光子郎さすが。
お腹がすいた。ミミがハンバーガー食べたいという(そういう普通のも食べるんだ。)丸ノ内線への乗り換えにみんなが付いてきてない事に気付いた丈と光子郎は、新宿南口へ出ると、新宿LUMINE(「LULUNE」になってますが)の近くのハンバーガーショップ(今も、ファーストキッチンが実在しています、「セカンドバーガー」になってますが)に、太一たちの姿が!欲望は抑えられなかったのね。何と電車賃を使ってしまったと言う。いったい何を考えてるんだと激怒する丈だがお腹が鳴って「食べてやる、有り金全部食べてやる!」(笑)。結果的にはイッカクモンのおかげで帰れたけどね。
太一の迷案は、ヒッチハイク。太一は全然ダメ、丈と光子郎は必死に張り切ってタクシーを止めてしまう、ヤマトはセクシー美女のオープンカー、空とミミは大成功。しかしドライバーは金髪ピアス赤シャツの、エテモンのテーマ曲を大音量でかけるナンパ野郎・・・。止まると、横断歩道をマジシャンのふりで風船を持つウィザーモンが通過する。臨時ニュースが、光が丘で爆発事故、電波障害と報じる。
食後で、う○ちをしてしまうコロモン。そのためナンパ野郎とトラブってしまい、光子郎が橋の上から落ちてしまう。思わずモチモンがテントモンに進化して光子郎を助けるが、その川には成熟期・ゲソモンがいる。海のデジモンなら任せてと、今度はゴマモンがイッカクモンに進化。街の人はビデオに撮ろうとしたりイベントだろうと思ったり、疲れているせいだと思ったり。ばれたものはしょうがない、何とか騒ぎに紛れ一同はイッカクモンと筏に乗り、お台場へ向かう。それを、ピコデビモンが見ていた。
厳しい冒険から解放されたが、東京という大都会で過ごすのもまた大変なことだった。見慣れた町が舞台で楽しかった。