「勝利への飛翔!対決ケルビモンの城」
脚本:成田良美 演出:地岡公俊 作監:浅沼昭弘
バラの明星の城で、子供たちはデジヴァイスを奪われる。しかしオファニモンという犠牲を払い、拓也と輝二は十闘士の力を集めカイゼルグレイモン、マグナガルルモンにハイパースピリット・エボリューションしケルビモンに立ち向かう。2人はオファニモンのケルビモンを想う気持ちを説くが、ケルビモンには通じない。カイゼルグレイモンは、子供たちを安全な場所へ移す。カイゼルグレイモンが九頭龍陣、マグナガルルモンがマシンガンデストロイを放ち、その強さにケルビモンは焦る。
お前はいくら強くても一人だ、俺たちには仲間の心が詰まったスピリットがあるというが、ケルビモンはスピリットはただの力だと主張する。カイゼルグレイモンがライトスピードベロシティで一刀、カイゼルグレイモンが最後の一撃を放つと、城が壊れ始める。カイゼルグレイモンがみんなを避難させに行くと、最後の輝一の足もとが崩れ落ちてしまう。助けたのはマグナガルルモンだった。
着地して助かった子供たち。パタモンがおそれている様子はないが、輝一はあれくらいでケルビモンは倒せないという。みんなのスピリットのおかげで勝てたと拓也が言うと、デジヴァイスが光りそれぞれにスピリットが戻った。しかし、みんなの後ろに不気味な気配があった。
それはアイスデビモン(若本規夫さん)だった。デジタルワールドの5つの村を破壊しそのデジモンのデータを食べ、裁判で無期懲役を食らった大悪党で、どこかに囚われていたはずなのだが。アイスデビモンは拓也と輝二のデジヴァイスを凍らせて、他の4人を狙う。4人は進化するが、アイスデビモンは強く、すぐに倒さずに時間を開けていたぶるという。フェアリモンとブリッツモンが凍らされ、拓也と輝二も人質に取られる。カイザーレオモンが助けて輝二と拓也は逃げる。シューツモン、ブリザーモン、ブリッツモンが協力し、カイザーレオモンがとどめをさしスキャンすると、凍らされたデジヴァイスが解ける。
その時、城の残骸にケルビモンは生き残っていた。戦いは、終わりじゃなかった。