「決戦!命ある限り デジタルワールドを取り戻せ」
脚本:大和屋暁 演出:今村隆寛 作監:八島善孝
みんなの力を合わせケルビモンを倒したかに見えたが、ケルビモンは城の天守閣に生き残っていた。天守閣に、再びデジコードが集まっていく。ケルビモンに勝てるのはカイゼルグレイモンとマグナガルルモンしかいない、さあ最終決戦だ。勝ったらパーッとやろうと純平、一日デートしてあげると泉、ほっぺにチューしてあげると友樹、手縫いの腹巻をとボコモン。命がけなのはみんなわかってる、でも悲壮感はみじんもない。拓也と輝二は、ハイパースピリット・エボリューションでカイゼルグレイモン、マグナガルルモンに進化し飛び立っていく。
データの圧縮は終わった。これでデジタルワールドのすべてのデータはケルビモンの手中に。ケルビモンは圧縮データの玉を額に埋め込んだ。マグナガルルモンがケルビモンを追い込み、そこにカイゼルグレイモンが待ち構え電竜撃で倒すが、ケルビモンの体は再生してしまう。
ケルビモンは岩を自由に飛ばし、ぶつけようとする。しまいには大きな建物を落とす。デジタルワールドのデータを持っているから簡単なことだ。それでもカイゼルグレイモンとマグナガルルモンは立ち上がる。
雀の鳴く平和な公園、拓也は泉の膝枕で寝ていた、勝ったご褒美の一日デート、そうか俺勝ったんだ。輝二はご褒美を渡されようと逃げ回っていて輝一もいる、もう少し寝よう。
すると雀があわただしく飛び立ち、拓也は幻を見ていたことに気付く。マグナガルルモンも何とか生きている。
ケルビモンの笑い声が聞こえ、まさか?負けるわけがないと、みんなは祈る。
マグナガルルモンは、額を狙えと言う。攻撃も、データの吸収もそこからだからだ。お前の剣で額を貫け、他に方法はないというマグナガルルモンの冷静な分析に、カイゼルグレイモンは納得する。マグナガルルモンがケルビモンを捨て身で引きつけ倒れると同時に、カイゼルグレイモンはケルビモンの額を直撃する。そしてついにケルビモンを倒しスキャンする。浄化されるケルビモンは白く、またねと言うパタモンに笑いかけ、セラフィモン、オファニモンのもとへ旅立っていく。(うう涙)
拓也が輝二を背負い、みんなのところへ戻ってくる。
しかし、ケルビモンの収集したデータは謎の天使型デジモン(西原久美子さん)のもとへ納まり、ケルビモンは利用されただけだった。そのデジモンは「復活の時が近づいた」と言い、ロイヤルナイツに命を託す。ロイヤルナイツという2体のデジモンとは?