デジモンフロンティア第38話

「終わらない死闘!ルーチェモン復活の序曲」

脚本:富田祐弘 演出;貝澤幸男 作監:信実節子

拓也たちは、ケルビモンを倒した。しかし、ケルビモンの収集したデジタルワールドのデータは、謎のデジモンの手に渡っていた。

勝利、旅の終わり。しかし輝二は、荒れた大地が甦らない事に不審を抱く。しかもさらに山が消え、誰かスキャンしている奴がいる。山が消えたところへ進む子供たちに、バロモン(一条和也さん)が先へは行かせないという。進化すると、バロモンは「戦う気はない、予言する、恐ろしきルーチェモンの復活を」と言い、進化は解けてしまう。

バロモンは子供たちをデジタルワールドの歴史のトンネルへ案内し、そもそもデジタルワールドは十のスピリットにちなむ十のデータからなり、十闘士はルーチェモンを無の闇・ダークエリアへ封印した、その後十闘士は十組のスピリットを解放し三大天使デジモンに託した、そして眠りについた。しばらくは平和だったがルーチェモンはチャンスをうかがいケルビモンに悪のオーラを吹き込みデータを集めさせた。データを手に入れたルーチェモンは、さらに残りのデータを手下に収集させている。すべてのデータを手に入れればルーチェモンは復活してしまう!予言する、デジタルワールドの終末を!

バロモンは子供たちに帰還を勧めるが、デジタルワールドの平和を取り戻したい、ルーチェモンが復活するなら倒す、人間だけど半分はデジモンなんだと決意は固い。トンネル自体も崩れ始める。

デジコードを集めているのはロイヤルナイツ、ルーチェモンのしもべだ。情熱の闘士・デュナスモン(三宅健太さん)、孤高の闘士・ロードナイトモン(置鮎龍太郎さん)。バロモンがなぜ正しき心を持つロイヤルナイツが悪のは配下にと問うと、乱れたこの世をまとめるのはルーチェモン様だと答える。子供たちはデジヴァイスを掲げ向かってゆく。アルダモン、ベオウルフモン、ブリッツモン、フェアリモン、チャックモン、レーベモンに進化するが、ロイヤルナイツは混沌に秩序をもたらすのはルーチェモンだと譲らない。ロイヤルナイツは強い、拓也と輝二にスピリットを託すしかない。拓也と輝二はハイパースピリット・エボリューションでカイゼルグレイモン、マグナガルルモンに進化するが、負けそうになる。

バロモンが「大宇宙の精霊たちよ、力を」と叫び、子供たちをかばって消えてしまい、子供たちにデジコードが浮かぶ。人間たちのデータは美しいと、ロードナイトモンがスキャンしようとするが、デュナスモンがブレス・オブ・ワイバーンを放ち、子供たちは大地とともに吹き飛ばされてしまう・・・え、月へ??

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