デジモンフロンティア第43話

「故郷消滅!地獄の使者スカルサタモン」

脚本:富田祐弘 演出:川田武範 作監:出口としお

ロイヤルナイツからはじまりの街を守ろうとする拓也と輝二のデジヴァイスからスキャンした4闘士が現われ、初めて十闘士が揃った。しかし、デュナスモンにはじまりの街はスキャンされてしまう。でも、4闘士はデジタマを守れて笑顔で消えていった。

伝説の十闘士が揃ったのに、ロイヤルナイツに勝てなかった。でも拓也は感じる、伝説のスピリットがここに宿っている事を。輝二も同じだ。

ポヨモンたちが泣きながら空を飛んでくる。ボコモンの故郷・炎の街がもうすぐやられると。みんなで守ろう。トレイルモン(アングラー)に乗って行こう。

この結界が破れるまであと少し。復活を急ぐルーチェモン。

夜を走るアングラー、子供たちは寝ているが、ボコモンは街が心配でならない。

ロイヤルナイツの手下、スカルサタモン(小野坂昌也さん)にポヨモン、パグモン、ピヨモン(埴岡由紀子さん)、ガジモン、パルモン(中司優花さん)たちは逃げる。だが捕まったガジモンがこのエリアのデータをこの地下の洞窟の下だと教えてしまう。教えたにもかかわらず、ガジモンを容赦なく葬るスカルサタモン。

炎のターミナルに着いた子供たち、街はまだ無事だった。しかし、子供たちの目の前で、森のエリアのデータが奪い取られてしまう。デジモンたちはあきらめムードだが、あるピヨモンは故郷の最後を見届けたいから残ったという。パグモンは伝説の十闘士が世界を救ってくれると信じていたのにと失望する。が、子供たちはあきらめずにみんなで戦おうという。スカルサタモン兄弟(小島一成さん)が、炎の街を耽々と狙っていた。

拓也と輝二はハイパースピリット・エボリューションでカイゼルグレイモン、マグナガルルモンに進化する。ルーチェモンに支配されるデジモンになんか生まれ変わりたくない。マグナガルルモンは電龍撃、カイゼルグレイモンはマシンガンデストロイを撃ちこみ急所は外した、立ち去れというが、スカルサタモンは兄弟をもう一人(永野善一さん)呼び寄せる。そいつはピヨモンを脅して街のデータのありかを聞き出す。デジモンたちは、小さな力でも力を合わせればと小さな技を一斉に放つ。カイゼルグレイモンは九頭龍陣でスカルサタモン三兄弟にとどめをさす。勝利もつかの間、突然現れたロードナイトモンが街のデータをスキャンして去っていく。

故郷は消滅したが、みんなで最後まで力を合わせて故郷を守る努力をしたことが、デジモンたちの心の力になった。

          もどる