第4話「灼熱!バードラモン」

脚本:吉村元希 演出:今村隆寛 作画監督:海老沢幸男

空とピヨモンの関係が変化し、成熟期バードラモンへの進化につながる回。今まで暴れたデジモンと違い、いい感じのしない黒い歯車が初めて現われデジモンを操る黒幕がいることが示唆される回でもある。タイトルコールはピヨモン。

相変わらず意味不明の交通標識のある森を抜けると、次は電信柱が乱立する鉄の粉でできた砂漠のようなサバンナへ。子どもたちは空中に黒い歯車が飛ぶのを見る。ミミの持参した方位磁石は一定の方角を示さない。ここはどこで、どちらに行ったらいいのか。

●空:タケルが転んだ時、我慢せず痛ければ痛いと言っていいのとやさしい言葉をかける。彼女の母性の表れ。「こんな甘ったれなデジモンとうまくやっていけるのかしら」自分自身がこんな環境できついのにピヨモンに甘えられて怒ってしまう。でもすぐ慰めフォローするところがお姉さんな空らしい。バードラモンに進化する時、肝心の空は手を下に付きうつむいて表情が見えないのはなぜ?と東映アニメ公式掲示板でも話題になったが、どうなんですか作監さん。勝ったピヨモンを抱きしめる空、二人の心は通じ合いSEVENのインスト版が流れムードを盛り上げた。

●ピヨモン:テントモンによるとそもそも人懐っこい性格のデジモンだと。甘え上手という器用さはなく、空に甘えて怒られては反省しまた甘え、呆れられてしまう。でも、空を守るという確かな使命感を持っており、その為にバードラモンに進化。幼年期の仲間・ピョコモンを守るために自分は逃げ遅れるというしっかりした面も見せた。愛情の紋章の気配。

●ピョコモン:声はデジモン役の各声優さんが務めている。村は小さなピョコモンサイズでもちろん人間はいない。メラモンの歯車のせいで噴水や井戸が使えず、船の沈む池も干上がった。平和が戻って振舞ってくれたごちそうは何と雑穀のような食べ物というよりエサ状態。

●メラモン:村の水源であるミハラシ山を守っている成熟期デジモン。「俺は今燃えてるぜ~」声は中村秀利さん:あまりお名前を見かけないので調べたところ、教育TV「つくってあそぼ」ゴロリ役、81プロデュースにて声優のマネージメント、人材育成などの裏方仕事もなさっていた。2014年12月14日くも膜下出血で逝去、享年60歳。黒い歯車が体内に入ったせいで暴れ、他のデジモンの技を吸収して大きくなってしまう。バードラモンのメテオウィングで黒い歯車が壊れ正気に戻ったが、その間の記憶はないようだ。操られている間、青い目が白く変わっていた、赤じゃないんだっけ?赤い目は02?シードラモンとガルルモンが氷属性だったが、メラモンとバードラモンも同じ炎属性だけどいいの?

●太一:ピョコモンの村を見つけたり、こちらに向かってくるメラモンを見つけたりと、単眼鏡が大活躍。

●丈:「絶対絶対人間がいるんだって」と、現実を容認できていない頭の固さがある。ゴマモンを抱いた上に背中にたくさんのピョコモンを背負う姿がユーモラスでかわいらしい。ピョコモン村のご飯を立ったまま食べ「食べられないこともないよ」と、ずいぶんたくましくなった。

●ミミ:暑さに、パルモンに帽子を貸してやるやさしさを見せる。純真の紋章の気配。この環境下でも「似合うじゃない」と、オシャレさんならではのコメント。

●タケル:転んだあと太一に抱き起されるが、視線はヤマトに向いて「痛ぁ」と。しかしすぐに「大丈夫、我慢する」と発言。第3話の顛末が思い出される。空のフォローに「ほんとはちょっとだけ痛い」と素直に白状。幼くて皆に愛されるキャラだ。

●テントモン:この回で始めて光子郎をはん付けで呼んだ。親しみが沸き距離感が定まったのだろう。ここにはデジモンしかいないと断言したりミハラシ山の水はおいしいと知っていた、さすが物知り。


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