デジモンアドベンチャー第31話

第31話「レアモン!東京湾襲撃」

脚本:まさきひろ 演出:芝田浩樹 作監:八島善孝

光が丘に8人目はおらず、お台場へ戻る子供たち。

マンモンに続きゲソモンまでやられ、苛立つヴァンデモンは8人目を探せと命じる。

太一は思う、まさか8人目はヒカリ?八神家、ヒカリがミーコに餌をやっていると祖母の見舞いに出かけていた太一の両親が帰宅する。ヒカリのデジヴァイスはテーブルの下にあるが、ミーコがベランダに持っていって落としてしまい、他の猫に奪われる。ようやく帰宅した太一は、思わず両親(母:水谷優子さん、父:千葉進歩さん)に抱き付いて泣いてしまう、小5だもんな。一番落ち着いてる家庭だし。

光子郎は、帰宅するなり「ご心配をかけました」と言い母は不安に思う。テントモンを窓から自室に入れ、太一に参考書をもらうと嘘をついてスーパー(カクエツ、当時はマルエツがあった)に走って鍵を買い自室に取り付ける、こんなことしたくないけれど。おいしい食事を作ってくれるとってもいいお母さん、だけど本当のお母さんじゃない・・・。母にテントモンの声を聞かれ、漫才の練習だと誤魔化す。夕食の席で漫才を披露し、両親はぽかんとしていたが、ほめてくれる。嫌いなものは残してもいいというのに光子郎は「ありがとうお母さん、お母さんには本当に感謝しています」親子なのに礼儀正しくこんな風にしか言えない。母はうれしいけれどすごく距離を感じる。親子の関係は、まだ微妙だ。

太一はコロモンのためご飯を3杯おかわりする。いかにも自由な雰囲気。

ミーコはデジヴァイスを取り返すが、偶然宅配便のトラックで運ばれてしまう。太一はヒカリに4年前の事を聞くが、デジヴァイスは持っていないという。

8個目のデジヴァイスが輝く。レインボーブリッジにレアモンが現われ、計器の障害で遊覧船を転覆させてしまう。ピコデビモンはクラブで紋章の反応を確認する。未確認デジモンが芝浦に上陸したという知らせをゲンナイが追加してくれた機能を確認していた光子郎が気付き、皆に電話するが皆疲れて寝ているため、光子郎だけで行く事にする。レアモンはクラブを破壊する。光子郎はテントモンとタクシーを拾う。

レアモンは今度は宅配便を襲い、ミーコはデジヴァイスをもって逃げ出す。レアモンの相手はテントモンがするからというので任せ(またタメ口v)、光子郎のデジヴァイスとピコデビモンの紋章が反応し、2人はそれを追う。ところが、電話の光子郎の様子が変だったからと母が太一に知らせ、太一が泉家に電話し、光子郎の母に嘘と鍵がばれてしまう。思春期なんだと父(菊池正美さん)はなだめるが、キャンプに半日行っただけで性格が変わるなんてと悩む母。

ミーコは犬を恐れて逃げ(自力でお台場に帰れるのかな??)、置き去りになったデジヴァイスはカラスが持ち去ってしまう。はちあわせた光子郎とピコデビモンだが、レアモンを倒したカブテリモンが駆けつけ、事なきを得る。テントモンに食事を運ぶ時、光子郎は両親の会話を聞いてしまう。隠し事があっても当然だし私たちが隠し事をしていると父。子供らしくもっとわがままに甘えてほしい母。思い合っているのに打ち解けられないもどかしさ。

ヴァンデモンは、紋章の反応が8人目の居場所だとまだ勘違いしている。デジヴァイスをくわえたカラスが、太一の家のベランダのそばを飛んでいく・・・。

          戻る