デジモンフロンティア第48話

「光と闇を一つに!輝一最後の願い」

脚本:成田良美 演出:角銅博之 作監:上野ケン

黄色の月で、カイゼルグレイモンたちは激闘の末ロイヤルナイツを破るが、ルーチェモンが現われロイヤルナイツのデータを奪い、フォールダウンモードに進化した。

ルーチェモンによって、三つの月もすべて破壊され、生き残っていたデジモンもスキャンされた。しかし、拓也と輝二はパタモン、プロットモン、ロップモンの作った結界に守られて無事だった。ルーチェモンの強さは半端でないが、どうするか考えよう。

輝一は、母親のことを輝二に知らせておこうと話しかける。優しくてがんばり屋で、女手一つで育ててくれ、いつも俺のことばかり考えていた。

「十闘士が力を合わせてルーチェモンを封印した」ということしかわからない拓也たちに、パタモンたちが「光と闇を一つにしなきゃダメ」それ以上はパタモンたちも知らない。ボコモンがつい、輝一との約束を口を滑らせてしまう。魂だけの存在だと。

ルーチェモンはダークエリアで邪悪な力を操り「ロード」を作り始める。

輝二は、デジタルワールドで出会ったのは運命だと思う、隠している事を話してくれとせがむ。輝一は、人間界に戻ったら必ず俺の母さんに会ってくれと約束を取り付ける。

ダークエリアからデータが伸び、長くなっていく。その先は、渋谷だった。新宿も。ルーチェモンは人間界へ行こうとしているのだ。「デジモンが人間界へ行くと乱れを生じ、やがて崩壊するであろう」とボコモンのガイドブックにある。アルダモン、ベオウルフモン、フェアリモン、ブリッツモン、チャックモン、レーベモンに進化しルーチェモンのもとへ向かう。ルーチェモンは人間界も支配しようと考えている。十闘士で総攻撃してもかなわない。

光も闇も操れるルーチェモン。初め子供たちを光で覆い、次に闇を投げかけると、レーベモンが体を張って闇を止め、闇のスピリットを輝二に託して消える。闇と光を操れるのはルーチェモンだけじゃないと言った輝一の言葉に、拓也の炎と3人のスピリットが合わさり、拓也と輝二は一つになり、スサノオモンが誕生する。

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