「戦えスサノオモン ルーチェモン人間界到達!!」
脚本:富田祐弘 演出:梅澤淳稔 作監:出口としお
人間界へも侵攻しようとするルーチェモン。光も闇も操れるルーチェモンに輝一は、自分の闇のスピリットを輝二に託せば対抗できると考え、輝二にスピリットを託し、拓也と輝二に、純平、泉、友樹のデジヴァイスの力が加わりスサノオモンが誕生する。
ルーチェモンとの苦しい戦いで、輝二と拓也は思い出す、輝一にこの世界を守ると約束したことを。そして二人は、魂とスピリットを分ける事でデッド・オア・アライブを避けた。スサノオもオンはセロアームズ・オロチをかまえ、天羽々斬(あまのはばきり)でダークエリアごとルーチェモンを葬った。残ったのは白いデジタマと黒いデジタマ。白い玉は空へ飛び散りダークエリアを包んだ。
しかしダークエリアが少しずつ大きくなる。ルーチェモンからスキャンできたのは良いデータで、悪いデータは残ってしまったのではないか。ルーチェモンはサタンモードに変化し、人間界へ向かう。アルダモン、ベオウルフモン、ブリッツモン、チャックモン、フェアリモンに進化して、後を追う。
家族との平和な生活を守るんだ。輝一との約束を果たして、今の母さんにもお祝いを渡すんだ。本当の友だちになるために。もっとみんなと仲良しになりたい。僕はもう弱虫じゃない。お兄ちゃんが大好きだ。・・それぞれの思いを秘め、ルーチェモンの後を追う。僕たちが、人間としてデジモンとして、デジタルワールドを、人間界を救うんだ。
渋谷駅地下、時刻は6時6分、ルーチェモンが現われる。街では不気味な湯や毛が見え、モニターに「私に従うか 死ぬか どちらかを選べ」と表示され、信号や機械が壊れ、電気が走り、混乱している。街も、会社も、病院も、道路も。
アルダモンたちが着いたのは、渋谷駅地下だった。ルーチェモンが地上に出るのを何とか食い止めねば。ルーチェモンに追いつくが、攻撃するとかえって大きくなってしまう。けだもののようだが、小さい本体(ラルバ:西原久美子さん)がいるようだ。