「燃えろ怒りのデジソウル 闇にひそむフライモン」
脚本:山口亮太 演出:深澤敏則 作監:八島善孝
アグモンと大は淑乃にDATSへ連れてこられた。問題を起こしたデジモンはデジタマに戻してデジタルワールドへ強制送還しなければならない。デジモンと一緒にいるだけで罪になるという。昨日のコカトリモンのデジタマが運ばれ、機械にセットされるとデジタルゲートが開いてデジタマは転送される。アグモンは嫌がり、大と一緒に逃げだす。薩摩は、大がデジヴァイスを落としたのに気付く。渡した人物に心当たりがあるようだ。
赤レンガ倉庫にひとまず隠れた大は、アグモンに大きな段ボールをかぶせ家まで連れ帰る(横浜の港近くに、結構な豪邸です)。お菓子を食べさせていると、急に母(国府田マリ子さん)が入ってきてアグモンを無理やりタンスへ押し込む。また母が来て、今度は窓へ隠すが、ベランダのアグモンを妹の知香(菊池こころさん)に見つかってしまう。母はUMAだと言いだす始末。結局見つかってしまい淑乃が来る。
大が目覚めると、アグモンと淑乃が家族と食卓を囲んでいる。記憶処理はせず現場に残れという指示だ、と淑乃は居候することになった。しかも寝床は淑乃がベッド、大はアグモンと床の上だ。
夜中、小学校のパソコン教室に、クネモンが現われる。
大が登校しようとすると、アグモンも行きたいと駄々をこねる。仕方がないので、淑乃がデジヴァイスを大に渡す。淑乃の指示でボタンを押すと、アグモンはデータ化されてデジヴァイスに収まった。一緒にいられるもう一つの方法は、大がDATSに入隊する事。ありえないけど。
大は途中、妹の小学校で何か起きているのを見る。飼育係のタカシ(吉本理江子さん)が餌をやりに来たら、ニワトリもうさぎもいなくなっていたという。淑乃はそっと教える、デジモンの仕業だと。居心地悪くて出てきてしまったアグモンを淑乃は疑うが、監視していたララモン(ゆかなさん)は違うという。こうなっちゃまたひと暴れのチャンスだ。
夜に飼育小屋にアグモンを閉じ込めおとりにしようというのだ。しかし、現われたのはたかしだった「飼育係なんてやりたくなかった、そしたらこいつが」とあらわれたのはクネモンだった。ララモンが応戦するがやられ、サンフラウモンに進化する。しかし繭を破ってフライモンに進化する。飼育小屋の鍵の番号を忘れ、デジヴァイスにも反応がない。大は身一つでフライモンに飛びかかる。するとデジソウルが発動し、アグモンはジオグレイモンに進化する。ジオグレイモンはメガフレイムでフライモンをデジタマにする。
「怒りの拳がデジソウルを生む、か」と釣り爺さん。デジモンの世界なら思いきり戦えるぞと大を誘う。勝ったはいいが、飼育小屋や遊具の破壊、隠ぺい工作はDATSが尻拭いせねばならないとクネモンは手厳しい。そこへ大とアグモンが来て、DATSへ入れてくれと頭を下げる。何と隊長の許可は下りた。
富士山の上空の飛行機、久しぶりに故郷・日本へ帰る、金髪の小年(野島裕史さん)とデジモン(中井和哉さん)がいた。