デジモンセイバーズ第17話

「奇跡を呼ぶ歌声 ライラモン進化」

脚本:山口亮太 演出:今沢哲男 作監:伊藤智子

ドレスを着て花束を横に泣く淑乃。お姉ちゃんもお母さんも大嫌い!そんな思い出を淑乃は夢で見ていた。このままいけば明日には無限氷壁にたどり着くとトーマは言う。

メルクリモンに、人間の憎しみの鼓動が聞こえる。撃ちに行くイクトとファルコモンだが、ゴツモンたちはイクトのために人間と協力したファルコモンをよく思っていない。

アグモンはお腹すいたというが、ここでは隠れ場所がないと「リーダー」の淑乃が言う。雪原にイクトが現われ、ファルコモンがペックモンに進化して攻撃してくる。そこにゴツモンが現われ、マンモンを出動させ、イクトもろとも大たちを雪崩で襲う。

DATS、隊員たちのデータ捜索に必死だが、まだ反応はない。隊長が、私が行くしかないのかとつぶやくと、爺さんが顔を出す。

大とアグモン、ガオモンが助かるが、トーマ、淑乃、ララモンはまさか崖の下か。イクトがまた襲ってくるので、ガオモンに崖の下を頼んで大とアグモンが応戦する。

ピアノの発表会、うまい姉二人に圧倒され出番で緊張しきってしまう幼い淑乃。ララモンに起こされ気付くと崖の下、トーマは淑乃をかばってケガしている。ララモンが感じた気配は、ヤンマモンに乗ったゴツモン、このままではどのみちケラモンに見つかる。淑乃は戦う自信がない、完全体になる才能なんかないという。姉たちと違って肝心な時に弾けなくて。足手まとい。そんなことない、とララモンが一人でマンモンに立ち向かう。ガオモンにトーマたちを任せて、完全体じゃなくても逃げやしない!

イクトは俺はデジモン、母を殺した人間が憎いという。興奮しすぎたイクトを、ファルコモンが連れていく。

淑乃は戦いたくないという。ガオモンが、進化できないのにあなたを守ろうと戦っていると説得する。ララモンは最後の力でシング・ア・ソングを放ち、あの日のメロディーが淑乃にも届く。できることを、おもいのままに、それでいいのよ。その歌が届いて、バドモンは人間界へ降り立ったのだった。忘れてた、どんなに苦しい時もララモンがそばにいてくれた。シング・ア・ソングから目覚めたマンモンを、ララモンが完全体・ライラモンに進化し倒す。

いよいよ無限氷壁にたどり着く一行だが、どうやって入ったものか。そこに、爺さんが呑気に釣りをしていた。なぜデジタルワールドへ?

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