デジモンセイバーズ第21話

「人間界大パニック デジモン軍団進撃」

脚本:大和屋暁 演出:中尾幸彦 作監:八島善孝

イクトは両親との再会を果たすが、国家機密省から追われる身となった。

デジタルワールドのもう一人の王・究極体・サーベルレオモンはメルクリモンに人間界への侵攻を求めるが、メルクリモンは犠牲をおそれデジタルワールドに来た人間だけつぶせばよいと対立し、サーベルレオモンは人間界への侵攻を決める。

3人の黒服に追われるイクトを、DATSの車が助けて逃げる。

メルクリモンの配下ながらサーベルレオモンを信奉するゴツモンは、人間界へ行った経験を売り込みサーベルレオモンに取り入る。

とりあえずDATSにイクトを連れてきた大たち、大が大門家に潜伏させるというが、イクトはいなくなる。母には妹がいて、デジタルワールドに居場所はなく、国家機密省にも追われる、行き場のないイクト。ファルコモンさえ置いていってしまう。探し回る大たち。

にかつてない多くのデジモンが現われる。アーマー体・プテラノモンだ。地上にはボアモンが暴走、さらに増え数百体がリアライズし、第一級非常事態宣言を隊長が発令する。大たちはポイントY408へ行くよう指示される。ここで集中攻撃だ。この軍団は、サーベルレオモンから兵を借りたゴツモンの仕業だった。完全体に進化するが、数に圧倒される。プテラノモンの直接攻撃から3人を守ったのは、美樹と恵のポーンチェスモンだった。さらに成熟期・ナイトチェスモンに進化する。

「今から1時間一切の攻撃を中止する。その間に要求を遂げるなら撤退する、一つは転送装置の破壊、もう一つは災いの元凶・イクトの身柄を」とゴツモンが言う。羽柴はイクトを渡せと命じる。政府の決定に、隊長も逆らえない。イクトは、自分から名乗り出る。大は居場所なんて自分で作れと説得するが、イクトと一緒なら居場所なんかなくていいというファルコモンにイクトは涙を流し、ゴツモンと戦う事を選ぶ。

苦戦するDATSに、倉田(菊池正美さん)がボタンを押しゲートを開いてゴツモンたちを追い返す。何者、何のために?

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