「倒せ究極体!怒涛サーベルレオモン」
脚本:横手美智子 演出:土田豊 作監:伊藤智子
ゴツモンはサーベルレオモンの兵を借り人間界へ侵攻するが、突如開いたデジタルゲートによって送り返された。
イクトはDATSに保護されているが、食事を口にしない。何者かが意図的に開いた大きなゲート、気が付くとその本人・倉田が本部にいた。英の助手だったというが、何かいわくありげだ。倉田は羽柴の配下で、イクトを預かりたいという。が、大がイクトの保護者に名乗り出て、隊長が許可する。
大が、イクトとファルコモンを連れて帰宅すると、知香に臭いと一喝され2人は風呂に入れられる。大のお古だろうか知香の借りものだろうか、Tシャツを着て紹介もそこそこに、目の前のごちそうにかぶりつくイクト。将棋遊びに枕投げ、穏やかに夜は更けていく。
サーベルレオモンは、あの日のことをゴツモンに話す。人間界から吹き込んだエネルギーによる激しい嵐、人間は嵐に乗じて踏み込み、デジモンを蹂躙した。サーベルレオモンは自らの出動を宣言する。
翌朝イクトは台所にいる小百合をユキダルモンと勘違いし、悲しくなって出ていくと言いだす。そこに究極体デジモン出現との一報が入る。コンビナートを壊すサーベルレオモン。大の理屈は、食い物の恨みは怖い。朝食抜きで出動しなければならない、そんなデジモンに正義があるはずがないと意味不明;イクトはサーベルレオモンになんて勝てないというが、最初からそうじゃ勝てるはずない、と大はカレー、アグモンは卵焼きをリクエストして出動する。
苦戦する淑乃、トーマのもとへ大が到着し、アグモンはライズグレイモンに進化するが、完全体3体がかかってもかなわない。止めようとする身一つのイクトにも攻撃する。そこに忽然と現れたもの(デジモン?)が、サーベルレオモンに視点を定めると、サーベルレオモンの様子がおかしくなる。大はイクトの怒りを拳に込めると、サーベルレオモンの牙が割れた。ライズグレイモンがトライデントリボルバーでとどめをさすと、デジタマはなぜか電気が走ったようになって消えてしまう。
そこになぜか倉田が現われる。さっきのデジモンは、DATSのデータにはないが、あれがいなかったら危なかったと倉田は言う。何を企んでいるのか。
帰宅すると、もちろんご飯は卵焼き乗せカレーライス。打ち解けてきたイクト。