「よみがえるデジヴァイス 新たなる輝き」
脚本:大和屋暁 演出:佐々木憲世 作監:八島善孝
大たちのデジヴァイスに異変が起こり、ピンチは回避されたが、デジヴァイスは壊れてしまう。大は、設計者の英を探そうと決めるが・・・。
負けて不機嫌なコウキ。そこに倉田から、しばらくデジモン狩りに専念しろと連絡が入る、が、従うかどうかは気分次第。
デジヴァイスが壊れては、進化捨て戦えない。でも英の居場所など10年もわからないのだ。ではまず流れ者の岬で手がかりを探そう。コウキたちが挑発するが、トーマが何とか大を抑える。
流れ者の岬にあった建物はなく、代わりに和風の建物が建っていた。そこは、バンチョーレオモンのデジソウル道場だった。諸君に問う、デジソウルとは何ぞや、といきなりバンチョーレオモン。改めて問われると答えに窮し、その程度ならデジヴァイスが壊れて当然と言われる。知っていたのか。他に手がかりもない、ついていってみよう。デジモンたちは、なぜか入れてもらえなかった。
バンチョーレオモンは直接相手せず、木人を完全に破壊するという課題を課す。この試練を乗り越えねば未来はない、デジヴァイスの修理と順序は逆だという。道場には結界が張られ、クリアしないと出られない、修行はもう始まっている。力とは、拳だけでなく強き心と不屈の勇気に宿るもの。木人を破壊せねばどうにもならないということらしい。
パートナーを信じて待てと言われ放られっぱなしのアグモンたち。それは、信じろというバンチョーレオモンの課題なのかもしれない。そこにコウキたちが現われる。パートナーは道場の中だと悟られるが、行かせるわけにはいかない。進化できなくても戦うアグモンたち。外に出たければ修行を終わらせろと言われ、結界は解かれない。
デジモンの、パートナーを信じる気持ちが大の心に火をつけ、バンチョーレオモンは力任せでなく意志の力での制御を求める。大の望みは、アグモンたちを助けたい!デジソウルとは人の思いの力、そしてデジモンは人の思いにこたえる力、人間の七つの欲望も、誰かを守りたいという純粋な思いも欲望の一つ、それを意志で制する事ができた時究極のデジソウルは誕生するとバンチョーレオモンは言う。3人に生まれたデジソウルを、バンチョーレオモンの言うとおりデジヴァイスに込めると、デジヴァイスバーストに進化した。木人も道場も破壊し、3人はパートナーのもとへ。究極体・シャイングレイモン、ミラージュガオガモン、ロゼモンに進化を遂げ、その攻撃で3体を岬ごと破壊する。
バンチョーレオモンは、この後聖なる都を目指せという。そして、どこへともなく去っていく。デジヴァイス・バーストについて知っている、バンチョーレオモンとは何者?