デジモンセイバーズ第32話

「猛攻倉田軍団 聖なる都を守れ」

脚本:山田健一 演出:畑野森生 作監:上野ケン

聖なる都の最終決戦、罠であっても暁の丘を目指す大とイクト、ナナミに応戦し滝を破壊されるトーマ。大にも、水が引いていくのがわかる。水がなくなると、エルドラディモンは無防備になってしまう。だが、トーマに任せたのだからと大は暁の丘へ向かう。

夜が明け、水は引きエルドラディモンはギズモンとイワンに取り囲まれる。湯島は、幼年期デジモンの避難と残りの者で守りを固めるよう指示し、自らもカメモンをがワッパモンに進化させ戦う。淑乃も力ずくでギズモンを倒す。

そこに、淑乃に好意を寄せるイワンが現われ、ララモンが勝負を受けて立つ。ロゼモンに進化するが、相手はハイパーエクストラエボリューションで究極体・バイオスピノモンに進化する。勝ったら淑乃をものにする気だ。まるでイワンとララモンの、淑乃の取り合いの様相を呈してくる。

ナナミを背負うトーマは、ガオモンが都へ戻るか大と合流するか聞いても上の空だった。大への劣等感が消せない。都へ戻る方を選ぶ。迷い出てきたタネモンを守ろうとした淑乃をイワンが攻撃し、かばったロゼモンは倒れる。助けようとしたデジモンをイワンは倒してしまう。イワンは倉田に金で雇われ、強い体を得てビジネスとしてデジモン狩りをしているという。心が痛まないかと淑乃が詰問するが、イワンは心も倉田に売ってしまった。絶対倒さねば。もうこれ以上命を消させないという淑乃の気持ちが、勝利を導いた。

本部にたどり着いた大とイクト。コウキの一撃をファルコモンと大は喰らう。

バイオスピノモンは、イワンとデジタマに分離する。イワンは、大勢の兄弟たちのために金で戦っていたのだった。兄弟の写真を胸に、目を閉じたイワン。人の心の弱みに付け込む倉田は最低だ。イワンの死で、ギズモンの攻撃が止まる。トーマは、ギズモンが時空震動爆弾をギズモンが仕掛けたのに気付く。

ファルコモンはヤタガラモンに進化するが、事態は一変する。時空震動爆弾を止められず、倉田の計画通りエルドラディモンがデジタルゲートにさらされ、人間界へ転送されてしまう。

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