「バーストモード 究極を超える力」
脚本:大和屋暁 演出:地岡公俊 作監:青井小夜
イクトとレイヴモンの敢闘に怒ったベルフェモンは倉田の意識をも取り込んで、本能のままに破壊をする。一緒に戦いたいという大の思いにこたえ、デジタマは孵化しアグモンが帰ってきた。パズルのピースはすべて埋まった、仲間がいればまだがんばれる。総攻撃の隙に、大の拳がベルフェモンに命中し、アグモンはシャイングレイモンに進化する。
車で避難する人々の中にリリーナと湯島もいる。湯島は大丈夫とリリーナを励ます。小百合と知香、バンチョーレオモンも見守っている。
トーマが指示を飛ばし、シャイングレイモンも以前より強く速くなっている。何とかいけそうだと思った時、ベルフェモンの胸に倉田の憎しみの執念が顔になって現われる。倉田の意識が再びベルフェモンを操っているのか?街の電気をベルフェモンは吸収し、停電が起き、巨大化する。さらに次元振動爆弾を吸収し時空を切り裂く力も手に入れたのだ。このままではデジタルワールドと人間界がぶつかり合い消滅するかもしれない。大は、だとしてもベルフェモンを倒すという目的に変わりはないと大は言う。
トーマの作戦で、みんながベルフェモンの隙を作り、ダメージの一番少ないシャイングレイモンがメインで攻撃をすると、必殺の一撃が決まったが、ヴェルフェモンは無傷だった。この世界を守る力を貸してくれと大が叫んだ時、シャイングレイモンは心で語りかける。貸したり与えたりじゃなく力は合わせるもんだ。2人の心が一つになった時、デジヴァイスが光り、バーストモードが発動する。バンチョーレオモンは確かに見届ける。
大は激闘の末、倉田の顔に拳を叩き込み、ベルフェモンは消えた。しかし残った倉田は次元振動爆弾のスイッチを入れ、デジタルワールドとの境界が破壊される。