デジモンセイバーズ第42話

「トーマ決意のバーストモード」

脚本:横手美智子 演出:深澤敏則 作監:伊藤智子

父の本心を確かめるため、大は後をトーマたちに任せデジタルワールドへ旅立つ。

一方人間界では、ロイヤルナイツがナイトモンを従え侵攻してくる。数はきりがないが、やるしかない。そこで、トーマに湯島から通信が入る。湯島が強く止めたのに、フランツは急に帰国しようとする。空港も飛行機も攻撃にさらされているというのに。ミラージュガオガモンが助けに来るが、リリーナの容体は思わしくない。だがフランツは、家を守るため離陸禁止令も無視し、代替機で帰国するから警護しろとトーマに言う。妹を守れと。そういう父は何を守ってきたというのか、トーマは疑問をぶつける。母も住み慣れた家も失った幼いトーマ。冷たい祖母(橘U子さん)から母とトーマを守ってくれなかった。

ナイトモンが再び現れ、リリーナも発作を起こす。湯島はガワッパモンを完全体・シャウジンモンに進化させる。

リリーナが生まれた時も、祖母は彼女を後継ぎと認め手を尽くした。リリーナは、赤ちゃんの時からトーマになついた。僕が何とかする、でもそれは「ノルシュタイン家のため」ではない。ミラージュガオガモンはシャウジンモンに加勢するが、ロードナイトモン(千葉進歩さん)が現われる。

父も、家柄が第一の祖母には悩まされた。リリーナが病気と知ると、トーマを後継ぎにしていい家柄の嫁を持たせろという。再度帰国の準備が整った。トーマが敵を引き付けている間に離陸しないと。

シャウジンモンはロードナイトモンの攻撃でカメモンに戻ってしまい、攻撃がミラージュガオガモンに集中する。移送中のリリーナが、戦っているトーマに駆け寄り、ナイトモンの攻撃を受ける。しかし、ミラージュガオガモンとトーマが救出する。フランツは、トーマの前で膝をつき、ノルシュタイン家のために必死でやってきたと心情を吐露する。父の苦悩を理解したトーマは、僕があなたを守ると誓う。ミラージュガオガモンはバーストモードになり、メテオインパクトでロードナイトモンを撃破する。デジタマは次元の向こうへ消えた。

父は、無事に帰れるのかと心配してくれる。大丈夫、ノルシュタイン家の人間ですからとトーマは答える。そして、大を助けにデジタルワールドへ旅立つ。

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