「男と男のタイマン勝負!大VS英」
脚本:山口亮太 演出:中尾幸彦 作監:竹田欣弘
クレニアムモンは負けを認め、大たちに道を譲る。イグドラシルへと急ぐ大たちだった。
世界樹の中で、イグドラシルは大との記憶がよみがえるのかいぶかる。しかし、イグドラシルを防御するクリスタルの色が変わる、侵入者だ。イグドラシルは排除せよと命じる。
大たちは巨大な世界樹に着く。この上に父さんがいる。上ろうとするとトーマが止める。木は光ケーブルでできており、世界樹とはデジタルワールドを統括するメインサーバーだとトーマは分析する。イクトが入れそうな道を見つけるが、ガオモンが何か来ることに気付く。あのクリスタルが攻撃してきて、技を当てるとそれをそのまま返してくる。トーマがここをくい止める間、大たちは道へ進む。
ゴツモンの案内で狭い道を行くと、クリスタルが現われる。大は拳を一撃、進化しようとするがこんなところで進化したら身動きが取れないと淑乃が止める。ここも、イクトと淑乃がくい止めるが、大門博士を倒したところで人間界とデジタルワールドの衝突はとめられない事を覚えておいてと淑乃は言い、ロゼモン、レイヴモンに進化する。大は木の上へ登っていく。
時空の壁の修復の方法を調べる野口教授。時空振動爆弾を分析すれば、逆に修復の方法もわかるのでは。衝突が回避できれば大門博士の考えも変わるはずと薩摩は言う。港湾地区にデジモン反応。現われたのはクレニアムモンだ。ピヨモンは、出ていかなければ戦うと言うが、吹き飛ばされてしまう。助けにいった知香は、ピヨモンと一緒に戦うと決意し、ピヨモンはガルダモンに進化する。
大はイグドラシルのところへ着き、人間界をなぜ消そうとするのか、もし消したら家族がどうなるかと呼びかけるが、イグドラシルは神の当然の義務、我は人間ではなく神だと答える。大は拳をむけるが、バリアで飛ばされてしまう。拳で語ることさえできないのか。
技を繰ると返されるので、打撃中心の攻撃をと言うトーマの作戦はヒットする。淑乃とイクトも、絶対負けないと決意を固める。
クレニアムモンは富士山へ行き、わが友の命が尽きようとしているのを見捨てるわけにはいかないという。驚くガルダモンと知香。
何度も飛ばされるが、大は絶対あきらめない。大きく温かい背中をずっと追いかけてきたんだ。しかしイグドラシルの態度は変わらなかった。大は吹き飛ばされ落ちていく。その時、思いを熱く燃やせと父の声がして、トーマたちの助けを借りて大は上へ戻り、イグドラシルを一撃する。しかし小伏は届かなかったのか?そこにバンチョーレオモンが突っ込んでくる。クレニアムモンが身代りになって世界を支えてくれているという。がれきの下になったイグドラシルに大が近づこうとすると、バンチョーレオモンが止めて、衝撃の告白をする。お前の父親は俺だと。