デジモンアドベンチャー:第25話感想

デジモンアドベンチャー:第25話「ダイブ 次なる海へ」感想

脚本:十川誠志 絵コンテ:西田章二 演出:佐藤道拓 総作画監督:仲條久美 作画監督:Noh Gil-bo

●全体を見て:録画のタイトルには「▼落下!マメモン注意報」と追加されている。名前からしてマメモンには思い入れがあるので、大量に登場してうれしかった。けど、水に沈みかけたエルドラディモンが次には海へ向かって宙を落ちるところって、いったい何が起きてるの?クラウド大陸って「雲」だけに宙に浮いてたの?バタバタして理解が追っつかないって、それは視聴者のセリフだろ;;舞台は広い青空で、新ステージらしく晴れやかにはなりました。
あと、次のステージが始まったわけだが、光子郎たちとの合流の兆しが全くないって残念。あくまで平和なムサコのタブレット上での冒険ですか。アドベンチャーしてくれ!ただ、共闘でない分ストーリーの流れはシンプルになったように思う。詰め込みすぎず見やすかった。

●丈:AISの事を知っていた、さすが最年長の受験生だけど、ミミを小バカにするのは良くないぞ先輩(ギャグとして軽く受け取れなかった)。そう、ホルムズ海峡はイランとアラビア半島の間にある要所。

●ヒカリ:待望の合流なのに、電波含めセリフほぼなし、他の子もリアクション薄っ!いくら空としか面識ないとはいえ。今回の登場理由が不明。これからに期待。テイルモンともどう出会うのか。

●アグモンとガブモン:体力が落ちており、休息も食事もできなかったのになぜか成熟期に進化して完全体ビッグマメモンを操作していた。気合い入れただけで進化ですか?

●パタモン:エルドラディモンの往年の理解者にして説明役。飛ぶのはやはり不得意で、ヤマトに抱きかかえられ保護されるというレアなシーンも有り。しかし、これくらいでタケルとのスキンシップに互いに涙するもんかね、涙の安売りのようで感慨がない。

●エルドラディモン:今回のメインキャラだがセリフは無くパタモンが代弁、ちょっと残念。高みから落下しているとは言え、安全そうに思える着水がそんなに危険なのか私には今イチ伝わらなかった。ウミガメではなく泳げなさそうであり、そちらの方が心配。タケルとパタモンを出会わせてくれたって、彼にそういう意思がちゃんとあったもんか?頭頂部からデビモン城へ招き入れてくれたことを指してるの?

●レオモン:飛ぶ手段を持っており、いなければ太一たち大変なことになっていた。頼もしい味方、次回も参戦するよう。仲間のファルコモンに今回もセリフがないのは残念。

●マメモン:小さくても強い系デジモンの代表、可愛らしいがこれでも完全体。名前の由来は豆だが、小さくて丸いからで植物型ではない。過酷な環境に置かれ突然変異を起こし強力な進化を遂げたという。攻撃力はかなりのもので難敵なうえに超超大量、敵として個体の識別不能でひたすら爆破、さすがにカオス…完全体の強さとして描かれていないように思う。進化系に伴い強さが変わってくるという点をもっと大事にしてほしい、今作ではそれは無しなの?余談だが、マメモンの大群は「トライポ(小さな穴)フォビア(恐怖症)」、「蜂の巣症候群」の視聴者には気持ち悪くて直視できなかったという声もあった。

●ビッグマメモン:完全体。マメモンの親玉または実はマメモンの集合体と言われている。マメモンの何十倍、何百倍ものサイズだが、このサイズでも‘マメモン’なのかは未だ不明とのこと。正確は温厚らしいので、なぜ今回襲ってきたのか、どこから集まってきたのかは不明。目が赤くなかったから操られているのではないと思うが、新ボスがまだわからないため何とも言えない。風船のように破裂させるという奇策でエルドラディモンの軟着陸を助ける事に。じゃあなぜグレイモンたちに攻撃された時に破裂しなかったのか?それをコツって言ってたのか?

●ズルモン:スライム型の幼年期Ⅰ。コンピューターウィルスとコンピュータ―を悪用する人間の負の念が融合して生まれた。体を構成する物質は毒性が強く、口から毒性の泡を吐く。赤い目はもとからのデザイン。光子郎のタブレットに正確なデジ文字で「ズルモン」と出ていました。繁殖していたはずのアルゴモンが不在で今度は急に超大量のズルモンて、どうなっちゃってるの?

●通信音声:声は今川柊希(いまがわしゅうき)さん。福岡県出身、青二プロダクション所属、鬼太郎など脇役で出演された方。工業系の資格を多数保有し、特技は自動車整備とのこと。

●アナウンサー:今回は生田竜聖さんではなく、田邊幸輔さん。東京都出身、青二プロダクション所属、鬼太郎やワンピで脇役をされた方。友人に声をほめられ声優に、もとは警察官だったとのこと。

●次回予告:海獣と言えばゴマモンなんですが、合流の見込みは無しで残念。一体いつ合流するんだろ。

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