デジモンアドベンチャー:第33話感想

デジモンアドベンチャー:第33話「夜明けのヒカリ」感想

脚本:冨岡淳宏 演出:セトウケンジ 総作画監督:仲條久美 作画監督:原憲一、Noel Anonuevo、Eugene Ayson

●全体を見て:録画のタイトルには「▼ヒカリの真意とは…!?」と追加されている。
ヒカリとテイルモンの不思議で極めて強い絆が描かれ、満足だった。また、ヒカリと太一の絆もよく描かれており良かった。バトルと物語のバランスもとれていたように思う。

●ヒカリ:太一に呼ばれた時無声だが、「お兄ちゃん」と読唇できる。自分の真の目的のためには大好きな兄の救いも受け付けない、大変芯の強い子だ。パートナーデジモンのことを自分の方から積極的に求めたのは彼女が最初で最後だということは特筆すべきだろう。それほどに強い絆ということか。
作画監督さんのお二人、調べたがわからず外国の方なんでしょうか、東映アニメだけでなく日本のアニメは外国(東~東南アジア)のスタッフの力も借りているとは聞いていましたが、デジモンもか。

●太一:ヒカリに明確にフラれちゃったよ兄貴。そのトラウマをものともしない超進化、究極進化。ここが無印のヤマトのめげてしまうブラコンとの大きな違い。

●丈:温泉のくだりを引っ張るのはいい加減やめてほしい。丈先輩だって前半で頑張っていたように立派な戦力のはずなのにこの扱いって。太一と対になるべきヤマトへのスタッフの冷遇を思えば、まあ出られるだけでも喜ぶべきなのか?!

●空、タケル:今回、完全に脇役でバトルしてます。

●ミミ:登場するにしてもその存在意義がもはや前回以上に掴めません。あの尺を使ってミミの何を描きたかったのか全くもって不明。対戦していたゴーレモンと和解してるようなのも謎。

●テイルモン:今まで全く登場せず何の伏線もないままの今回での唐突な初登場。プロットモンの事もあるし、いつどうやってなぜ捕えられたのか、それまでどうしていたのか、以降に是非にきちんと描いてほしいところ!というか必須では。ヒカリのことはやはり既知だった模様。声は園崎未恵さん、無印テイルモンの徳光由禾(由香より改名)さんの雰囲気を踏襲。パートナーデジモンの中でもリーダー的に異彩を放っているテイルモンの、徳光さんがデジコロのパートナーデジモンで唯一続投しなかった理由、どなたかご存知ならお聞きしたいです。調べたんだけどわからず;

●パタモン:同じ聖なるデジモンとして、対なるテイルモンの存在は割とはっきり記憶していたよう。今後ちゃんと(?!)タケヒカになるといいなあと個人的には希望なので、タケルとヒカリの間にも一言セリフほしかったなあ。

●スカルナイトモン~ダークナイトモン:なぜ闇の力が聖なる2対、テイルモンを捕えヒカリを奪い同調しようとしたのかは不明。聖なる力は裏返すと闇の力に変容出来得るということか。

●ベーダモン:大きな脳を持つ宇宙人型の完全体。vadeの訳は調べたが不明。声は、無印でエレキモンを演じた高戸靖広さん、敵とは言え再登場はうれしい。

●コクワモン:昆虫型メカデジモンという珍しいマシーン型の成長期。大量の初登場は例のファンサービスの一環だろう。

●イビルモン?:登場の理由はコクワモンと同じと思われる。完全体。

●ミレ二アモン:テイルモンとヒカリの奪取、ダークナイトモンのデータ消去を下敷きに現れようとしたが叶わず。次回ではその存在はうやむやに??

●次回予告:個人的にはテイマーズではメガネっ子のケンタが好きキャラだったので、そのパートナー・マリンエンジェモンの再登場はうれしいところ。海が舞台ならなおさら、是非にもゴマ丈に戦線復帰してほしい!!予告内容とタイトルからして望めそうにないけど(泣。

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