デジモンアドベンチャー第42話


第42話「沈黙の海底 ホエーモン」

脚本:大和屋暁 演出:今村隆寛 作監:八島善孝

ファイル島の海でメタルシードラモンに追い詰められた子供たちを、ホエーモンが助けてくれた。

メタルシードラモンは完全体・ハンギョモンを使い子供たちを探させる。子供たちはホエーモンに守られひと時の休息。

ある島に上陸する。ヤマトのブルースハープが流れる。テイルモンの魚のさばき方は完璧。パルモンはポイズンアイビーで大魚を獲る。俺たちは勝てるのかとヤマト。光子郎によると、ウォーグレイモンのドラモンキラーという技がドラゴン系に有効で、あるいはメタルシードラモンに効くかもしれないという。がんばれよアグモン。魚たちが、ハンギョモンを見たとゴマモンに教えてくれ、ホエーモンが潜行して振り切ると言い一同はその島を離れる。

「選ばれし子供たちよ、狩りはまだ始まったばかりだ」と余裕のメガシードラモン。

光子郎は、ホエーモンの視覚情報を自分のパソコンに経由させ、ホエーモンの視界がパソコンで見られるようにする。さすが。ヒカリもミミも耳が少し痛い、ホエーモンが気圧の調節をしてくれると治る。結構深く来たようだ。しかし気泡が上がり、ハンギョモンに見つかってしまう。
子供たちは、ホエーモンの体内にいるため、進化して戦えない。ハンギョモンが数体追ってくる。ホエーモンは考えがあると言って深海に慣れているのを利用して、水圧でハンギョモンを遠ざけるのに成功する。

光子郎はヒカリの笛に目をつけ、大きく吹いてもらう。その反響で見つけた地上へ通じる横穴が見つかり(そんな作戦よく思いつくよね)ホエーモンは逃げるが、メタルシードラモンに追われる。穴を抜けて外へ出るが、メタルシードラモンが待ち受けていた。ホエーモンはタイダルウェイブでハンギョモンたちを倒す。アグモンはウォーグレイモンにワープ進化しひきつけている間に子供たちは体勢を整えようとの太一の指示で、ホエーモンは退却する。イッカクモンはウォーグレイモンの援護でズドモンに超進化する。ウォーグレイモンがメタルシードラモンの顎に挟まれピンチを迎えた時、戻ってきたホエーモンが体当たりし、アルティメットストリームで致命傷を負う。ウォーグレイモンが、ブレイブトルネードでメタルシードラモンを引き裂く。

初めてダークマスターズに勝った!喜びもつかの間、ホエーモンがこの世界を頼みますと言って落命する。メタルシードラモンの支配に抵抗する気持ちもあったのだろうか。ホエーモンの助けがなかったら、戦うことも勝つこともできなかっただろう。優しいというか・・また犠牲が出てしまった。メタルシードラモンは、粒子となってスパイラル・マウンテンへ流れていく。そして、海のエリアが消えていった。

ピノッキモン「それじゃあ、僕の出番という訳だね」。

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