デジモンゴーストゲーム第26話感想

デジモンゴーストゲーム第26話「飢餓屋敷」感想

脚本:山口宏 絵コンテ:- 演出:角銅博之 総作画監督:仲條久美 作画監督:武内昭、川口弘明、佐藤敏明、仁井宏隆 (2022/5/22 放映)

<あらすじ:公式サイトより引用>
ある日、アンゴラモンはデジタルワールドで親友だったデジタマモンと再会した。デジタマモンは人の居ない空き屋(←空き家では?)に一人で住んでいるのだという。さっそく、瑠璃を連れて遊びに行くアンゴラモン。最初は和やかに会話をしていたが、だんだんデジタマモンの様子がおかしくなっていく……。一方、宙たちはデジタマモンが住んでいるという空き屋に、不気味な噂があることを知った。人間の世界に来たデジタマモンに何かが起こり、何が彼を変えてしまったのか!?

●全体を見て:録画のタイトルには「…不気味な噂の立つ空き家」と追加されている。
OPにカノ―ヴァイスモンの姿が!ジェリーとアンゴラの完全体が出た時にまた加えられるのかな。
角銅回キター!角銅氏のサイトによると「今回はイヤな系ですよ」。わかってて敢えてやってるんだ。ホラー色が強いのと、あの温厚なアンゴラモンが、ついには親友を手にかけとどめを刺すというバッドエンド。親友に倒されたのは、逆にせめてもの救いか。メインキャラ三体で敵を倒したのは初めて。制作陣の言う、改心させるでも逃がすでもない、最終手段。しかし今後もこのような人間や社会に明らかに危害を加える強いデジモンが登場すれば、進化し戦って勝利するほかなくなる。どうなっちゃうんだろう。
怖いのは苦手だ。ホラーファンの恐怖を快感と受け取る心情が理解できない。
角銅氏のサイトによると「脚本時の仮題は「砂の器」でした。なので絵コンテの表紙は映画『砂の器』に合わせたんですが。(中略)今回はちょっと黒沢清作品を意識してみました」。私、映画はほぼ見ないので、どんな作品かは心当たりがない。
無印、02にてレストラン支配人をしていた個体とは、キャラが全然違うのが新鮮。知性的でかわいい声と裏腹の恐ろしい狂気にはハマってしまいました。

●宙:DWの話が聞ける機会だと、超乗り気。

●ガンマモン~ウェズンガンマモン~カノ―ヴァイスモン:「左はこっち」また知識を増やしたね。ウェズンの進化先も、カノ―ヴァイスモンとは。ではカウスの進化先もそうなのだろう。だとしたらグルスは?進化先が四つになってしまうと煩雑になってしまうからまとめる?
ウェズンのセドナ、デジタマモンの殻には効かなかった、残念。それで、完全体へと進化。まさにその一撃は完全体・デジタマモンの防御をついに破る。かっこええわ。

●瑠璃:アンゴラモンの親友に会えるのを喜ぶが、こんな事態になるとは。宙たちを呼んどいてよかった。アンティークドールに興味あると。単に女子だからお人形、というよりピッタリ探しの一環。古書類にはピッタリこなかった模様。アンゴラのポエムに代わり、ラストシーンの締めを務めた。もう危険ではなくなった人喰い屋敷だけどなかなかに含みのある最後。

●アンゴラモン~ジンバ―アンゴラモン:「栗 虫太郎 赤死館殺人事件」の初版本、「冷気山脈」の刊行当時の原書があるのに興奮。本のデータには詳しくても、実体のある本に興味津々、知識の探求者はそういうものか。しかしそれは空腹のデジタマモンの策略だった。
「栗」という苗字はフィクションで、元ネタは推理作家・秘境冒険作家の小栗虫太郎(おぐりむしたろう)の「黒死館殺人事件」と思われる。「冷気」はもしかして、ラヴクラフトの短編小説が元ネタ?「山脈」はもしかして、同じくラヴクラフトの怪奇小説「狂気の山脈にて」が元ネタ?
デジタマモンに説得を試みるも叶わず、カノ―ヴァイスモンの与えた亀裂を狙い撃ちし仕留める。やさしく紳士的な彼の、その心中たるや。親友に再会しあんなにテンション上げて喜んでいたのに。親友だからこそ、カノ―ヴァイスモンにとどめを刺させなっかたのだりう。
今回はさすがに詠む気になれなかったか、ポエムはなし。

●清司郎:空き家とは言え所有者がいるのではと常識的なご意見。宙の何か聞けるかもという好奇心には負けていましたが(宙は聞きたい一心で、常識を無視。ピッキングといい、好奇心が勝れば犯罪行為もいとわない危険な面が)。今話もビビり全開でカワイイv

●ジェリーモン~テスラジェリーモン:特になし。

●デジタマモン:パーフェクト型の完全体。図鑑によると、すべてのデジモンの始まりであり、終わりである‘デジタマ’の姿をした究極のデジモン。進化の頂点におり、通常のデジモンから進化せず、別次元のデータと融合しないと決して進化しない。タマゴの様な外骨格は全ての攻撃が効かない。必殺技は敵の精神を破壊する「エニグマ」と暗黒の球体「ナイトメアシンドローム」。これらの攻撃を受けると、デジモンは生命活動を停止するという。防御力は「パーフェクト」。
瑠璃の差し入れのお菓子には手を出さず。食えれば何でもいいわけではなく、人間の精神に味をしめたのか。「精神」て人間の最も大事な構成要素だからして美味しいのだろうか。何かの拍子に実体化したらそれから空腹を覚えるようになった。単に空腹が理由だったのでなく、人間が怖くて訳もわからず呑み込んだのが始まりという。いくら精神を吸っても飢餓は再び。人間だって生きるために他の生物を食べるじゃないか、と自らを正当化。価値観の違いはここまでかけ離れて。DWには人間のデータがなかったらしいが、なぜか。殺人を犯したという罪悪感はまるでないから恐ろしい。半年間で何人が犠牲になったのか。倒しても砂は人間に戻らない、どうしてくれる!後味が悪い。それが狙い?
「アンゴラモン、お前はデジモンか、人間か…」。人間と共生し、「たかが」人間の命を守ろうとするデジモン・アンゴラモンの言動が理解できなかったのだろう。ましてや人間とパートナーシップを築こうなんて。デジタマモンにとって人間は単なる美味しい餌。親友である気持ちは互いに嘘でないが、人間の位置づけが「正反対の二人」だった。
声はまさかの釘宮理恵さん、アイムエンタープライズ所属、通称ツンデレの女王、キュートな声の超人気声優さん。個人的にはハガレンのアルフォンス、銀魂の神楽がまず浮かぶ。
無印と02のレストラン支配人のドルしか扱わない不親切なデジタマモンの声は堀川仁さん。角銅氏のサイトによると、角銅氏「いろんな意見があったのですが、意外だからこそ怖くなるという点で一番の人を希望し、ちょうどスケジュールが合ってそのまま通ったのでした」。意外性のある配役の裏話はそうでしたか。

●プラチナヌメモン:突然変異型の究極体。DWで初めてプラチィーナ鉱山を発見し、その成分を取り込んで進化した激レアなヌメモン。プラチィーナの生成過程で生まれるカス(ウンチ)を投げつけてくる。ピカピカな体で、ウンチもピカピカ笑

●夫:声は半田裕典(ゆうすけ)さん、青二プロ所属、ワンピ・ワールドトリガー・ドラゴンボールなど東映アニメ作品などに多数出演された方。

●妻:声は既出のれいみさん。

●警官;声優のクレジットなし。

●次回予告:登場デジモンはわからず。(他サイトにて「スプラッシュモン」との声が。次回を見てから調べます。)こういう予告多いけどあえてそうしてるのかな。水という身近なアイテムによる恐怖。

(2022/5/28 記)








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