デジモンゴーストゲーム第63話感想

デジモンゴーストゲーム第63話「暴食」感想

脚本:十川誠志 絵コンテ:福岡大生 演出:松川朋弘 総作画監督:金久保典江 作画監督:澤木巳登理、直井正博、Noel Anonuevo、Eugene Ayson、徐易、変換できない方一名、冨田恵里沙、北野幸広 (2023/2/12 放映)

<あらすじ~公式サイトより引用>
アオイやミカと一緒にケーキ・バイキングに行った瑠璃。だがその日から、彼女に異変が起きる。常に異常な空腹に苛まれ、食べても食べても空腹が満たされないのだ。そして、大量に食べているにもかかわらず彼女の頬はこけ、体は次第に衰弱していく。
宙たちの前で嗚咽しながら「助けて……」と言い意識を失う瑠璃。宙たちは何とか彼女を助けようとマミーモンの所に担ぎ込むが、何と瑠璃の体からまるで羽化するかのようにクオーツモンが現われた。そして被害者は瑠璃だけではなく、町の上空は羽化して一斉に飛び立ったクオーツモンたちに満たされていってしまう。一体瑠璃はどうなってしまうのか、そして宙たちは……。

●全体を見て:録画のタイトルには「-」と追加されている。
もう、相続と引っ越しで本当に忙しいのでこのレベルでも感想上げちゃいます。
OPにエスピモンが追加されている。
暴食を司るベルゼブモンの登場かと思いきや、これは全くもって想像つきませんでした。しかも世界支配を意図する悪役かと思ったら悪意でなく、人間界に送り込まれた無数の幼年期を養うためだったという意外性。そして、一件落着と思いきやさらにデジモンの大量難民の知らせ…!もう次が楽しみでなりません。期待が裏切られませんように。
ケーキバイキングの会場は「gateau au tulipe (チューリップのお菓子)プチケーキフェスタ」、宙たちも参加したのは「フーズ・オブ・ザ・ワールド」。ケーキやドーナツ、バイキング料理のデザインが細やかで今どきっぽくリアルでした、おいしそう。見ながらお菓子、パン、ご飯などをつまんでしまいました。まさに暴食。二日連続で食べ放題のスケジュール、さすが食べ盛り。明日学校で、と挨拶してるから、土日に連続でってことかな。
前半は怪奇現象を描き、後半はバトルと騒動の終幕を描くというスタイルは今作の定番。よってキャラの掘り下げは毎回あまり進まない。
種族不明という謎の究極体は格が上、カノ―ヴァイスモンとテティスモンが、瑠璃を助けたい一心で究極進化し応戦、辛勝。

●宙:いくら食べ放題とは言え、中2が料金三人分って、やっぱり裕福な家庭なのね。

●ガンマモン:サイキョー食べ放題で良かったね。
クオーツモンの分身は、一見して「やな感じ」だったのですが、実は本体は。
尻尾を噛まれて、モノを噛むことの痛みを知ったであろう。
カウスガンマモンの登場~ワープ進化が久々でうれしい。

●瑠璃:ゴスゲの美貌のマドンナが、痩せこけ口も腕も変形するというずいぶんな扱いなのがすごい。しまいには食べ物ではないものにまで噛みついて凶暴化。メインキャラのこんな扱いするアニメって普通ある?無印でも美少女ミミちゃんが汚物系デジモンに好かれていたのを彷彿とさせます。美少女がいたずらに優遇されないのはデジモンの伝統なのかな。「たすけて…」と言い昏倒した際と白髪で瀕死の際には、いかんせんさすがに美人でした。
自身が瀕死なのに、空腹の辛さについて共感する発言を。強くてやさしい、本来の瑠璃。胸がじーんとする。

●アンゴラモン:瑠璃が瀕死を迎え大ピンチ、瑠璃を抱いたままクオーツモンに直訴!聞き入れられなくば、瑠璃は本当にやばかった。普段隠れているおめめぱっちりシーンが印象的でした。その目で見せられたものとは。
「幸せは満腹にあらず。最も良きは腹八分目かな」。暴食はもうこりごり。

●清司郎:バイキングの語源を力説するも、ジェリ様お構いなし、笑。

●ジェリーモン:農業ビジネスが、思わぬところで役に立ちました。でも、それだけじゃ対応しきれない模様…。
しかしなあ、アンフィモンの変な英語キャラには正直ひいてます。未だに消化できない。何でこんなキャラ付けにしたんかな。自分としては更なる崇高な女神キャラが良かった。

●エスピモン~ホバーエスピモン:もはや欠かせないメインキャラとなっています。いちいち天邪鬼な言動が好き~v
テスラジェリーモンに清司郎の運搬を頼まれ、ごく簡単に進化。そんなきっかけでも進化するんですね、前回の宙頼みの進化は何だったのか?リュウダモンみたいに自身の心が決め手でも進化できるってこと?
アオイ宅に同居するのかはっきりしないまま終わり、今話でも登場が宙と一緒なので結局あの同居フラグは何だったのか。

●マミーモン:彼のもとへ瑠璃を連れていく前に、瑠璃の家族は不審に思い何かしなかったのかと疑問。メインキャラの家族の描写が極端に少ないゴスゲ、その点は大変物足りない。家族の不安や活躍が描かれてほしいと、ずっと思っている。このまま叶わない願いでしょうか。
今回はバトルはなく医師としての活躍(分析と診断、治療方針の提示、予後の告知)。

●クロックモン:デジモンの人間界への大量の移動を目撃し、知らせに来る大切な役回り。こういう仲間がいて、ほんと良かった。何やらDWが危険なのか、誰かがあえて人間界に逃げるよう勧めているらしい。北斗なのか誰なのか。あやつとは。

●エアドラモン:今回は、急遽来たクロックモンの足でした。セリフはないので、あああの大声優さんを引っ張り出さなくてよかったんだと、変なところで感心してしまう。

●クオーツモン:種族不明の究極体。図鑑によると、データを吸収し続け、力を増幅していく超巨大なデジモン。体の大半にあたる大邪球は、吸収したデータをクオーツモンのパワー源であるギュプト粒子へと生成する融合炉となっている。クオーツモンの本体は最上部にあり、大邪球と離れても行動できる。必殺技は、ギュプト粒子を全方位に放射する「ギュプト粒子砲」がデータを残さず消し去る。また触手でつかみ敵にギュプト粒子を流し込む「ルーインブラスト」で敵は内部爆発する。
球体も本体も、グロテスクなデザイン。目が6個、腕が4本、大きな口、にょろにょろした足。こんなんが体の中に入ってたなんて、ぞっとする。ルーインブラストで触手でギュプト粒子を無理やり流し込もうとするシーンもなかなかにえげつなかった。ヤバさが伝わりました。
ギュプト粒子とは何か、クオーツモンの他に情報はなく、調べたがわかりませんでした。
「時は、宝なり」。何かキーワードかと思ったが、そうでもありませんでした。
無差別に人間を暴食に走らせ、精気を高め、吸い取るとんでもない奴と思いきや、幼いデジモンを養うために払っていた犠牲でした。人間は死んでもいいのかよオイ。アンゴラモンの必死の訴え(と瑠璃の言葉、シリウスモンたちのフォロー)に、和解し精気をもとへ戻すが、これで騒動は終わらず。
声は小杉十郎太さん、大沢事務所所属、02のチンロンモンでおなじみのベテランさん。DWの秩序を護る者と、幼き命を護る大いなる者。

●ウパモン:幼年期デジモンの代表らしい。クオーツモンの生命エネルギーの返還に同意する意思を示した。他の幼年期の作画が、あんまりかわいくなかったのは残念。かわいさが幼年期のアピールポイントなのに。

●(バイキングの)係員:声は丸口咲さん、青二プロジュニア枠の方。

●(暴食に苛まれる)男:声は既出の三野雄大さん。

●調査ファイル:「二口女」は江戸時代の奇談集「絵本百物語」の妖怪の一つで、後頭部にもう一つの口を持つ女の妖怪。長い髪で食べ物をつかみ口へ運ぶ。

●次回予告:「霧の奥から聞こえてくる誰かが呼ぶ声」「暗く深い海」。登場デジモンは不明。ダゴモンとか?大量デジモン難民はどうなる?

(2023/2/18 記)






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