デジモンアドベンチャー第49話

第49話「さらばヌメモン」

脚本:浦沢義雄 演出:今村隆寛 作監:清山滋崇

ムゲンキャノンで太一や光子郎と別々に落ちてしまったヒカリたち。換気扇の回る暗い水路のそばで、ヒカリは目覚める。熱は下がった。太一たちが見つからず、空は帰ってくる。風邪薬があったから、太一たちは探せば会えるだろう。迷路になっている世界中の街の地下、何か音のする方へ向かう。発電所で、ワルモンザエモン(高橋広樹さん、資料によってはワルもんざえモンとの表記)にムチ打たれ、ヌメモンたちがムゲンドラモンの巨大都市部の動力源として死ぬまで働かされている。「かわいそう」と泣いたヒカリの体が光り体がぐったりし、ワルモンザエモン(完全体)に見つかってしまう。ヒカリとテイルモンだけ発電所に戻り、ヒカリの願いでヌメモンたちを鎖から開放する。

ワルモンザエモンに追いかけられる空とタケル。ピヨモンとパタモンはエネルギー不足で進化できず、逃げ回るしかない。ヒカリの事をヌメモンたちがあがめている所へ空たちが逃げてくる。ワルモンザエモンも追いつく。誰が鎖を切ったか問われヒカリは名乗り出る。ヌメモンたちは、ヒカリ様を守るためワルモンザエモンに抵抗する。ヌメモンたちがやられそうになった時、ヒカリの体が光り、不思議に力がみなぎってパートナーが進化しワルモンザエモンをやっつける。ヒカリの光がある方向を示したので、そっちへ向かう。管制室へ行ったワルモンザエモンは、ムゲンドラモンに報告が遅いのを責められ、子供たちの居場所はもうわかったと消されてしまう(モニター越しなのに、どうやって?)。

太一がヒカリを心配するあまり休憩を取ろうとせず、光子郎とまたケンカになってしまう(光子郎、一瞬タメ口に)。光子郎に殴りかかる瞬間、太一は光子郎に「誰かにつけられてる」と耳打ちし、身を隠す(こういうとこ、冷静でカッコいいよね太一。)。しかしアグモンたちは疲れており進化できない。太一は責任を取って自分がというが、みんなで力を合わせる事にする。つけてきた黒い影は、アンドロモンだった。彼は地下でレジスタンス活動をしており、太一たちの事を敵かと思ったのだ。アンドロモンはヒカリたちのことを探そうとしてくれるが、ネットワークに接続して大丈夫なの?

そこにムゲンドラモンが現われ、アンドロモンが太一たちをかばって応戦する。ムゲンドラモンがあけた穴で、太一たちとヒカリたちは合流する。エンジェモン・エンジェウーモン・バードラモンが加勢するが、究極体の巨体に圧倒的にかなわない。その時ヒカリがムゲンドラモンの前へ進む。ヌメモンたちがヒカリを守ろうとムゲンドラモンにまとわりつき、消されてしまう。倒れるヒカリの体が光り、力を得たアグモンがウォーグレイモンにワープ進化、ムゲンドラモンの体が切り裂かれて消えた。そして都市の世界が崩れていく。

ヒカリが光りまくっている・・。ヒカリは霊媒体質だと思うが、ヒーラーでもあるようだ。昔の祈祷師が宗教も医療も司っていたように。

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