第52話「聖剣士!ホーリーエンジェモン」
脚本:まさきひろ 演出:川田武範 作監:出口としお
ウォーグレイモンとメタルガルルモンが、ピエモンに攻撃を開始する。メタルガルルモンに火の輪くぐり、ウォーグレイモンに玉乗りをさせ遊んでいたピエモンも、トランプソードが封じられガイアフォースが効くと、手を変えてくる。ピエモンは手品師のように白い布を見せ、体にかけて、ウォーグレイモン・メタルガルルモン・太一・ヤマトを人形にしてしまう。
その頃、ケンタルモンとメカノリモンに乗ったゲンナイが、遺跡にあった予言の火の壁の所にいる。「本当にそいつがこの炎を越えてきたのか、信じられん」。
アンドロモンがピエモンをくい止める間、残った子供たちは洞窟の奥に進むと、サーカスのような空中ブランコがあり向こうへ渡れない。テイルモンがヒカリ・タケル・空とピヨモン・ゴマモンを渡し、テントモンとパタモンは飛び、光子郎を渡そうとした丈、光子郎(丈先輩に助けてもらって泣いてます;_;)、テントモンが、ピエモンに人形にされてしまう。
ミミたちは、たくさんの仲間を連れてスパイラルマウンテンに急ぐ。
空たちは床下に隠れるが、剣で突かれ危険になり、エンジェウーモンとガルダモンが戦うが、あっという間に人形にされてしまう。空は、タケルにヒカリを守るよう言い逃がす。守られる立場から守る立場へ。ゴマモンは残って戦うと言い空に叱られるが、ピエモンから一つだけ人形(ヤマト)を奪い空に渡し、空からタケルに渡し、タケルとヒカリは扉の外へ逃げる。しかしそこは行き止まりで、空とゴマモンの人形を持ったピエモンに、追いつめられる。
降りる事も昇る事もできない。籠の中に縄が入っており(いったい何なんだこの縄)、自然と天へ伸びたので、その縄をパタモン・ヒカリ・タケルは昇る。パタモンがエンジェモンに進化しピエモンと戦うが、攻撃をくらい地へ落ちてしまう。タケルは、僕がしっかりしなきゃと涙をぬぐいヒカリに笑顔を作るが、ピエモンは縄の上を切断し、昇ってきてタケルを捕まえる。ヒカリはタケルと手を絶対離さないという(タケヒカ派萌えポイント)。ピエモンは縄の下を切断し、タケルとヒカリは落ちていく。もうだめだと思ったタケルだが、ヤマトの人形を手にしてヤマトの「俺の弟ならどんなことがあってもあきらめるはずがない」というメッセージが聞こえた時、ヒカリを、みんなを、世界を守らなきゃと希望の紋章が輝きエンジェモンがホーリーエンジェモン(完全体)に超進化し、タケルとヒカリを助けた。ホーリーエンジェモンはピエモンの白い布を聖なる剣で切り裂き人形を奪い返すと、ピエモンは一撃で落下する。待ちに待った完全体への進化、圧倒的に強い。
ホーリーエンジェモンのホーリーディスインフェクションの虹色の光で、人形たちは元に戻る。ピエモンは、「人形にして生かしてやろうと思ったのに、そんなに死にたいか、よかろう、望みどうりにしてやる」まだそんなこと言ってる、大量のイビルモン(成熟期)を連れ子供たちを取り囲む。そこに、ミミたちがたくさんの仲間を連れ到着する。さあ、最終決戦だ。ゴマモン、テントモンは超進化、完全体にピエモンは総攻撃をくらい、ホーリーエンジェモンの金色のヘブンズゲート(邪悪を亜空間へ葬り去る)へウォーグレイモンのガイアフォースとメタルガルルモンのガルルトマホークで放り込まれてしまう。スパイラルマウンテンから金色の光がこぼれ、ピエモンのエリアは崩れていく。
終わった。喜び合う子供とデジモンたち。しかし意外なメールがゲンナイから届く。本当の敵は存在そのものが世界を歪ませる生き物で、ダークマスターズはその歪みのせいで力を得たに過ぎないと。スパイラルマウンテンが赤く光り、地面が揺れる。真の敵とは?