DIGIMON BEATBREAK 第29話「危険な推し活」感想
脚本:谷畑ユキ 絵コンテ:角銅博之 演出:ましろ 総作画監督:金久保典江 作画監督:有我洋美、吉田雄一、中野彰子、fishken、宇代祐規 美術:神綾香 制作進行:路川花菜 演出助手:長谷川和哉 <2026.5.3. 放映>
公式のあらすじは「デジモン事件を探るために、若手俳優・浦戸のファンミーティングに潜入したレーナ。会場で出会ったのは、美の伝道師であり、五行星のひとりでもあるローズだった。慣れない場所に戸惑うレーナだが、そこへ声を掛けてきた浦戸の正体は……。」
谷畑氏は(株)ヤモリモモンガ(アニメ、ゲームなどの脚本制作の会社)所属のアニメ脚本家。代表作はデパプリ、ダンまち、「どうせ、恋してしまうんだ」など。東映アニメでなく外部の方なんですね。ヴァンデモンの表情はよかったけど、ちょっと他の作画が不安定な感じがしました。角銅氏が今度はホラー回で参加!GIFTには直接関係のない話で深刻ではなく、レーナ組の戦いっぷりと、ローズとの偶然の出会いがお話のキモでした。今後レーナとローズの絡みが見られるかもと期待です。ミハルとローズの関係も、どうなのだろう。
●レーナ:ぬい好きだがいかにも異性の推しはいなさそうなレーナが、仕方なく推し活に潜入するのがまず可笑しい。仲間もプリスティモンもいないのに何ができる?「策があろうがなかろうが何とかすんの!ここにいるみんな、あたしが守る!」そこは彼女、プリスティモンとの合流を信じて生身一つで戦った。よくも心折れずに、ご立派。キョウのコメントにめちゃ照れてるとこがかわいい!やっぱキョウには思慕があってうれしかったのだろう。恋かどうかは置いとくとして。「えっ!?これ、賞金額で弁償でき、る?」さあどうなんでしょう、笑いの余韻はズームアウトで描かれて。
●プリスティモン~ウルヴァモン:「きっとレーナもあきらめてない、私も絶対あきらめないわ」その気概で逃げ切って、ヴァンデモンに突撃!さあ進化だ!「あたしはあんたなんかに絶対ビビんないから!」(レーナ)、吸血鬼の弱点として「銀の弾丸」を切り札として持ち出したが、それでヴァンデモンがズルモンに退化したのは偶然弱い個体だからであって弱点でもなんでもなかったという珍妙な結末。成熟期ウルヴァモンが単独で敵を倒したのはこれが初めて。互いに思いを共有しての圧巻の勝利。完全体に進化するかと思った。照れ笑いするレーナに、借りた衣装の損失という現実を突きつけた笑。
●トモロウ組:イケメンバンパイアを「ツケメンサンバイダー」と食べ物系、笑。トモロウのツッコミも良し。
●マコト組:キロプモンがバトルに関係ない芸能界の情報にも詳しいのには驚いた。あと「話題のホラーは当然チェックしますから」とお坊ちゃまが意外な趣味、そうなんだ。自分はホラー苦手だし、好みが分かれるジャンルだと思います。レーナはあきれたリアクション笑。GDでその趣味は浮いてそう。銀の弾丸は狼男の弱点でしかも古い伝承ではなく映画が元ネタだと明かす。他のエピソードもとうとうと語る、どんだけホラーに詳しいんか。
●キョウ:ニリンソウに行っており遅れて参上。ローズが五行星だと明かした。ちなみに「ローズ」と呼び捨て。関係はさほど悪くはないよう。レーナを喜ばせちゃって、この色男。
●マキ:浦戸の女性限定のファンミーティングに参加した女性たちが失踪する怪事件が警察から国民保護省に回された。美人でスタイルも良くセレブなマキに、ドレスコードを理由にお着換えさせられるレーナ笑。素材はすごく良いんだから、おしゃれを気張ればいい線行くこと間違いなし。フリフリピンクにポニーテールにスリムなスカートに黒のハイヒール、やっぱいいじゃん。
●ローズ・ウッドウィル:設定は「翠樹のローズ」、30才、美の伝道師。自分の基準に満たないものには辛辣。好きなものは占い、美術鑑賞、嫌いなものは静電気」。鎖骨のバラ模様はタトゥー??ボトムがスカートではなくレギンスなのには後でわかる訳がありました。五行星だけど表の顔は年商10億クレジットのセレブな「トータルビューティーアドバイザー」。美のカリスマが、浦戸程度の芸能人を推すのは不自然。ファンミに参加したのは、浦戸の正体を見極めるためだった。GIFTの案件かどうかの確認。トップが自ら最前線へ乗り込むという意外にも行動派。格闘技もたしなんでいるのも意外。レーナを「ほんとにおもしろい子」と評して見守る余裕の態度。実際、サングルゥモンはライラモンに簡単に倒されてしまった。本気を出していなかった証左。8才年下のキョウを君付けで呼んでいた。じゃあカイトやゲンジョウも君付け?
ミラーワールドから抜け出すのに、壁をぶち壊すのでなくバラの花のリングを開けて優雅に退散した。そんな方法もあるのか。占い好きさん、タロット占いもたしなむようで、占いの結果こそ読み取れないが、女帝・運命の輪・塔のカードが確認できる。あの例の優雅な椅子に座って。私もタロット占い少しやりますが、女帝はローズを象徴、運命の輪はレーナとの出会い、塔は女性失踪事件の真相を指すようにも見えた。
●ライラモン:人々に愛されるライラックの花がモチーフの、妖精型の完全体。純粋で無邪気で、その美しさにもかかわらず、再生と死を司るともいわれる。葉には毒がある。必殺技は、葉のような手先から無数の細いビームを放つ「ライラシャワー」、伸縮自在の両手でびんたする「ビューティースラップ」、いい香りの花粉をまき散らし相手を幻惑する「アン・ドゥ・ポラン」。ローズのパートナーデジモン。アニメではセイバーズ、クロウォ、アドコロに出た。CVは下地紫野さん、代表作は「アイカツ!」の大空あかり、「SHY]のシャイなど。セリフは技名ひとことだけ;ゴスゲに脇役(沢井凛)で出られている。
●金雀枝(えにしだ)メト:エニシダは、耐寒性や耐暑性が強く育てやすい黄色の花が美しい常緑低木。設定は「ローズに仕えるブリリアントゾーンのひとり。シビアな性格とは裏腹に、カノンの前だけは素直になれる。19才、好きなものはツーリング、だし巻き卵、嫌いなものはピーマン」。一人称はボクなボクっ娘。CVは山村響(ひびく)さん。東京俳優生活協同組合所属、メゾソプラノ、歌手としても活動。代表作は「Go!プリンセスプリキュア」の天ノ川きららなど。
●石蕗(いしぶきと読む?つわぶきと読む?)カノン:イシブキは、キク科で初冬に黄色い花を咲かせる常緑多年草で、観賞用や食用となる。学名はツワブキ。設定は「ローズに仕えるブリリアントゾーンのひとり。穏やかで優しいが、気高く信念は曲げない。メトにそっと寄り添い支える。19才、好きなものはコスメ集め、無糖ヨーグルト、嫌いなものは虫」。CVは嶋村侑さん。賢プロダクション所属。代表作は「Go!プリンセスプリキュア」の春野はるか/キュアフローラ、アプモンのオフモン、ゴスゲのジェリーモンなど。
●ヴァンデモン:冒頭の第一声を聴いてからして軽そうで、無印の中ボスのような大物じゃなさそうな予感は、当たってしまいました笑。人気俳優・浦戸リュウキ(カタカナなのか漢字表記もあるのかは明かされず)の正体。サポ主ではなく人間に擬態したデジモンでした(じゃあサポ主は?食われちゃった?)。浦戸の二人称は「お前ら」、一人称は「俺」という俺様キャラ。口癖は「ふぁびらす」。英語でfabulous、伝説的に素晴らしい、途方もなく魅力的といった形容詞。うわー、皮肉にもレーナが寒イボ立ちそうなキャラ。あんぐり口あけて笑うしかありません。魅惑的な女性を怖がらせて恐怖の高まったe-パルスを吸うという悪趣味、そのままコレクションとして保管するというこれも悪趣味。格下のレーナに倒されてざまあみろ。ズルモンに退化。
CVは吉野裕行さん。ninelive所属、代表作は「スタートゥインクルプリキュア」のブルンス、「イナズマイレブン」の鬼道有人など多数。
●サングルゥモン:吸血オオカミである魔獣型の成熟期。ヴァンデモンの配下で、クリーナーと離れたパートナーデジモンの始末を任されていた。CVは杉山優斗さん、青ニプロ所属。
●サングルゥモン:CVは増田健人さん、青ニプロのジュニア枠の方。
●サングルゥモン:CVは宇野翔真さん、青ニプロ所属。あのスケートの宇野昌磨さんと同姓同名ですね。
●(浦戸の)ファン:CVは水希凛さん、赤澤明日加さん。赤色系の料理と浦戸の肖像画で選ばれた二人。レーナが何とかするというと急に安堵の表情なのはリアクション良すぎ。ローズの言う通り策もないのに。
●(冒頭の)美女:CVはもうおなじみの川口桜さん。
●料理:浦戸への差し入れは一皿目はタコさんウインナー・焼きそば・ローストビーフ・プチトマトの赤い皿、二皿目はブロッコリー・レタス・など緑の野菜に白いソース、三皿目はプリン・シュークリーム・苺ショートなどスイーツ5点、四皿目はマルゲリータピザ。
次回予告:次回のサブタイトルは「君を守る翼」。?モンによる激しい炎の攻撃、やっとよけるマコト。はしゃぐゲッコーモンといさめるクーガモン。 手と足をついてうつむき必死で立ち上がるマコト。キロプモンが予告に出てこないけど、大丈夫?タイトルからして完全体進化する?ネットでの予告では久遠寺ツカサなる人物はマコトの双子の弟だと!
2026.5.4. 記
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