DIGIMON BEATBREAK 第34話感想

DIGIMON BEATBREAK 第34話「仮面の奥」感想

脚本:山崎亮 絵コンテ:貝澤幸男 演出:長谷川和哉 総作画監督:諸葛子敬 作画監督:市川吉幸、宇代祐規、中野彰子、村上直紀 美術:神綾香 制作進行:平川稜久  <2026.6.7. 放映>

公式のあらすじは「一計を案じ、連続誘拐犯を捕まえたトモロウ。翌日、病院の屋上でアスカといるところに、ミハルが現れる。その不思議な雰囲気に思わずアスカとの思い出を語っていると、誘拐犯が釈放されたとの連絡が入り……。」

GDを応援したい気持ちで見ているし、レーナの焦りには一番感情移入できた。だがトモロウとミハルの関係性には不満が残った。ミハルという存在の、落としどころがわからずもやもやする。往年のデジモンファンであるという以外に、何のため誰のために感想を書いてるのか、相変わらずわかりません。何なんだ私って。つまりはどこか他人事でビーブレにハマってはいない…悲

●トモロウ:「お前らが、勝手に決めるなよ!」「何が正しいか、よくわかんないけど、今は俺のビートに従う!」犯罪者と明らかなのに、この直感的判断には驚いた。「今はとにかくミハルを守る!」兄を想う自分と姉を想うミハルを重ねて、思い入れただけなんて浅はかに思える。

●ゲッコーモン~モナークリザモン:落ちてきてトモロウが顔面キャッチ笑。ミハルにほだされたトモロウに、賛成するんだね、お前もミハルに取り込まれたか、残念。

ゲッコーモンがおしゃべりでミハルに色々明かしてしまう。アスカに触れるミハルに、つい心を許しアスカについて語り始めたトモロウ。トモロウを守り、励まし、笑ってくれた。それを聞いてミハルも「まるで太陽みたい」、自分の姉のことを言い出す。「私、姐さんの笑顔を取り戻す。私たち同じね」。良い姉さんだったんでしょう。けど見ていて、姉を取り戻すこととGIFTがやっていることとがまだ結びつかない。「ねえトモロウ、私と一緒に…」手を握り顔を近づけ、愛の告白?!ではなくて、続く言葉は勧誘であったろう。

●レーナ組:「一億!!」のギャグ顔笑。人質のピンチにナイフを持つ成人男性を確保する身体能力はぴかイチ。でも反撃され左手を負傷、切り込み隊長としてのプライドが傷ついたであろう。事情も分からずトモロウの言うなりにミハルを守る羽目になりお気の毒。完全体と戦い歯が立たないウルヴァモン。後から入ったマコトもトモロウも完全体進化してるのにという焦り。そりゃ飯も喉を通らんわ。こういう時プリスティモンが余計なことを言わずに寄り添うのはすてき。レーナの劣等感とチームに貢献できない焦りは、進化するであろう次回への布石だろう。が、「暴走する」というサブタイは不安。暗黒進化とかしないで素直に進化できるのか。

●マコト組:完全体・スカージキロプモンがいきなり登場、誘拐デジモンを退化させる功績。レーナ組との対比で、アイキャッチにも起用。

●キョウ組:ライラモンと攻撃されたレーナ(とミハル)に割って入った。またもオイシイ登場。しかしファミリーを助けるためとはいえ、ローズの言い分に理があった。

●マキ:誘拐犯とともに、複数の被害者を特定、写真も入手はさすが。MITSUTAMA銀行は三菱銀行のパロディ。ワールドユニオン傘下のメガバンクとの設定。

●ミハル:天才とは言え弱冠13才にしてこの風格。声優さんの存在感が光る。淡々と語りながら言ってる内容は過激。会ってまだ二回目のトモロウに対する過激なスキンシップ、パーソナルスペースが異常に狭い、密着しすぎ!凍ってるアスカにさえもスキンシップ、こんなキモい13才女子、いるか?GIFT仮面がガウンと仮面を取ったらもろにミハルだった。トモロウにようやく明かした。守ってくれたレーナに礼も言わずしれっと立ち去る無礼者、ひどい。トモロウ以外には興味がないのか。このキャラに私は今のところ感情移入できずにいる。

ミハルとメフィスモンと姉の関係性とは。EDのミハルの背景の紫色は、メフィスモンの体毛?ミハルに触れる手は姉の手?慕う姉がいたこと、取り戻すために今行動してることをトモロウに明かした。親近感を持ったトモロウ。守りたいってんだから、異性として惹かれた可能性もなくはないか。

●岸和田:水流でオウリアモンのミハルへの直撃を妨害、ミハルをお姫様抱っこしてどういう設定か地面へ消えて逃げ延びた。水流は持ちデジモンの技?「ミハル様、あれは危険なクリーナーです。心を通わせてはなりません」「そんなことないよ。私たちは同じ、ね、トモロウ」(ミハル)、ミハル、身の危険に遭っても全然めげてないのが怖い、なんてしつこい!岸和田はミハルを長として遇しながらも、自らの裁量のもとに置きたい魂胆なの?これは一筋縄ではいかなそうな人物。ミハルが岸和田を見出したのか、その逆か?ミハルは苗字を呼び捨て、岸和田は様付けで呼び合っている。

●GIFT:デジモンを様呼ばわりして神格化、殺人もいとわないしデジモンすら悪事に使っているという異常性。「この世界は歪んでいる。私たちGIFTはそれを正して、新しい世界をつくるの」「この世界は一握りの力ある者たちに都合のいいように歪められている。デジモンがその最たる例。デジモンは、人に寄り添い導き愛を与えてくれる存在。なのに、その存在を公表しないどころかバグと呼んで次々に消し去っている。そんな世界おかしいよ。だから世界のコードを正しく書き換える必要があるの」「トモロウ、あなたはこっち側。私たちは同じ」「さあ、一緒に行きましょう」(ミハル)。きれいごとを言って、盲目的な信念と執拗な勧誘、さすがテロ組織。いずれにしてもGDは敵対していくしかないだろう。

●オブリビモン:エスピモンがホバーエスピモンからさらにメカメカしくなった、UFOのような姿のサイボーグ型の完全体。アニメ初登場。頭頂部の脳みそがそこだけ異様。姿を消して近づき、アームで捕獲し、体内へ取り込む。すると記憶は吸い取られ、そのデータは本体上部の生態ストレージに蓄積される。情報を抜き取られたデジモンは、本体下部の口から吐き出されるが記憶を失ってしまう。必殺技は、触手で掴んだ敵に膨大なゴミデータを送り付け思考回路をパンクさせ行動不能にさせる「ウェイストアブダクション」、下部の口からレーザービームを浴びせる「アナイデントファイド・エアリアル・フェノメノン」。oblivionは忘却の意。

GIFTの信奉者である八百のパートナーデジモンで、ワールドユニオンの関係者たちを誘拐していた。それゆえ賞金額は一億クレジットと破格。大槻は共犯者。

●ローズ:手こずるメトたちを見て参戦。キョウを君付け、二人称は「あなたたち」。「完全体にもなれない雑草は、少し黙っていて下さる?」レーナ組を植物つながりで雑草呼ばわり、これにレーナは怒るでなく悔しそうでもなく、内股で悲壮な表情。「見込み違いだったようね」やはりレーナを買ってはいたローズの失望。自らの理想にそぐわぬものへは冷徹な態度。助けに入ったキョウに「状況が見えていないようね、キョウ君」。ライラモンの言うとおり、ファミリーに手を出したのはミハルなのだ。「キョウ君、GIFTの件からは今すぐ手を引きなさい。あなたたちはあの組織がどれだけ危険なのか、わかっていない」、眉を曇らすキョウ。ローズ一行は花びらとともに消えた。これが正しい言い分と正直思う。

●ライラモン:ライラシャワーでミハルを守るウルヴァモンを直撃し退化させた。デリートしなかったのは手加減した?続けて、ミハルをかばう丸腰のレーナに直接攻撃。デジモンが人間を直接攻撃ってアリ?

●ブリリアントゾーン:どう情報を得たのか、トモロウとミハルの逢瀬に参入。GIFTの首謀者、怪事件の指示を出したテロリストがミハルだと明かす。本当なのかと問うトモロウに、ミハルは強いまなざしで無言。「おかしな人、何を迷う必要があるの」(カノン)「その子は犯罪者だ」(メト)これが正解。逆らうなら排除、と。なのに助けを乞うように名を呼ぶミハルにトモロウはほだされて。これが「主人公らしい」と呼べるのか私は疑問だし、エグく近づいて同情を買うミハルのやり口は汚い。

●サポタマ:CVは松嶌杏実さん。

●チョロモン:オブリビモンの幼年期。CVは蜜蜂ほのかさん。

●八百:オブリビモンのサポ主。オブリビモンを狂信し連続誘拐事件を起こしていた。CVは半田裕典(ゆうすけ)さん、青ニプロの若手、活動は2012年から。ゴスゲにハヌモンなどで出られている。

●大槻:普通のサラリーマンで、犯罪歴なくサポ主でもなくて、それがなぜ。八百との関係は不明だが二人ともGIFTの信奉者と見られる。国民保護省が彼のサポタマを解析し、GIFTの首謀者であろう仮面の配信者にたどり着いた。釈放された理由は囮にされたと気づいていたようで、路線バスの緊急ボタンを押し逃亡を図る。しかしその先には岸和田の手が伸びており、コールドハートされた。掛川裕彦(ひろひこ)さん、青ニプロのベテランなバイプレーヤー。クロウォのゴクウモン、ゴスゲの大熊教授で出られている。

●アナウンス:CVは長谷川禄さん。お天気お姉さんのクレジットはなし。

●料理:キョウが出してくれたごほうびの大皿は、ピラフ(炒飯?)、から揚げ?、フライドポテト、ウインナーに花火。いかにも若い男子が喜びそう。キョウのラーメンはしょうゆ味に細麺、海苔二枚、なると二枚、メンマ、チャーシュー、卵、青ネギ、とスタンダード。ゲッコーモンがうまそうに食べること。

●ミラミラ:CMが流れますが、YENAさん大変にド派手で媚びててやはり私は好きになれません。特にヒョウ柄は大阪のおばちゃん的で大の苦手。何なのこの売り方。他のK-POPアーティストが反日的な表現をするのも根に持っているし。曲自体は悪くないんですが。EDには私、癒し系を求めてしまいます。

次回予告:次回のサブタイトルは「暴れる本能」。サポタマの工場?を見学するトモロウとゲッコーモン。悔しがるレーナ。ボブヘアの少女と?モン。爆弾を食らうゲッコーモンと、トモロウ。焦るレーナ。今回で、完全体になれないレーナの劣等感が描かれているから、次回進化するか。

2026.6.13. 記

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