第2話「デジタルゲートオープン」
脚本:前川淳 演出:梅澤敦稔 作監:清山滋崇
デジタルワールドに再び危機が。突然現れた、デジモン狩りをするデジモンカイザー。新しい選ばれし子供とパートナーデジモンの、冒険が始まった。
パソコン教室に帰ってきた太一たち。京は行きたいと言うが、もう遅いので帰る事になる。光子郎がパソコンの電源を落とそうとすると、ゲートはすでに閉じていた。
夜に公園で集合する、旧選ばれし子供たち。話すべきことはたくさんある。アーマー進化の事、新しい選ばれし子供たちの事、デジモンカイザーの事、パートナーデジモンは無事なのか・・・。ミミからもメールが来ていた。
メール受け取りました。
何てやつなの? そのデジモンカイザーって!
パルモンたちは大丈夫なのかしら?
とっても心配です。
どんな小さいことでもいいから、
何かわかったら、すぐに知らせて!
アメリカから飛んでいくから。
では、みんなによろしく伝えておいてね。
「新しい『選ばれし子供たち』にも」
ミミ
ゲートは閉じていたから、明日またパソコン部の教室に行くと光子郎は言う。丈は明日は全国模試(相変わらず大変そう)、ヤマトは今日バンドの練習を抜けてしまったので行けないが、他のみんなで行く事にする。
大輔、京、伊織は、デジタルワールドの事を想い夜を過ごす。(伊織の母・富美子:光明寺敬子さん。)
翌日の放課後、光子郎はやはりゲートが閉じているのを確認する。そこへ京・伊織が来ると、ゲートが開く。二日続けてゲートが開くことは今までなかったのに。やはりパソコン部初代部長の光子郎の助けはありがたい。パソコン部の顧問の藤山先生が突然やってきたので、太一が気を利かせて追い出す。京と伊織のデジヴァイスも反応し、7人はデジタルワールドに到着する。服が変わる話で盛り上がる3人が、空は少々心配だ。
デジモンカイザーは、ゲーム感覚でスナイモンを出動させる。ブイモンたちが現れ、空と光子郎はピヨモンとテントモンに再会する。スナイモンが襲ってきて、大輔が進化しようとするとカイザーはドリモゲモン・モジャモンを出動する。大輔とブイモンは穴に落されてしまう。京「こんなのいやー!!(涙)」こんなお嬢さん前にいましたっけ。でも、デジタルワールドに来るとバトルスーツ着てるんだよね。
ひとまず逃げた空たちだが、京と伊織のデジヴァイスに反応がある。ピヨモンとテントモンに連れられ、マヤ遺跡のような建物に到着する。そこには、愛情と知識のデジメンタルがあり、空と光子郎が持ち上げようとしたがだめだったため、太一の言葉を思い出し、京と伊織にやらせると、簡単に持ち上がる。そしてホークモン(遠近孝一さん。初の異性のパートナーデジモン。ただし、デジモンには性別がないことに一応なっている。)とアルマジモン(浦和めぐみさん。選ばれし子供とデジモンが同じ声優さんと言うのも初。浦和さんは伊織のオーディションを受け、方言も好きだったのでアルマジモンがエセ名古屋弁というのでオーディションを受け、両方受かったそうだ。このモグラ感満載ののんびりキャラが私は大好き。)が現われる。ホークモンに「戦いましょう」と言われ戸惑う京に、空は「でも、いつか…デジモンと出会えてほんとによかったって、いっしょに冒険できてよかったなって思える日が、きっと来るから・・・だから、頑張って」と諭す。伊織も知りたがる心を持っていて、光子郎は喜ぶ。2人がデジメンタルアップと叫び、ホークモンはホルスモン・アルマジモンはディグモン(これも愛嬌があって好き)にアーマー進化する。アーマー体への変貌に、京も伊織も口をあんぐり。
大輔とブイモンは、穴に落ちてしまい、気が付くと崖にはりつけにされ、デジヴァイスと通信端末(D-ターミナル)をカイザーに奪われている。ブイモンがカイザーに黒い輪をはめられようとした時、ホルスモンたちが助けに来る。テイルモンがワームモンを攻撃し、そのはずみでカイザーが大輔のデジヴァイスとD-ターミナルを落としてしまう。それをホルスモンがキャッチし、ブイモンがフレイドラモンに進化する(ブイモンは進化すると声が凛としていいですね)。フレイドラモンがナックルファイヤーでモジャモン、ホルスモンがマッハインパルスでスナイモン、ディグモンがゴールドラッシュでドリモゲモンの黒い輪を破壊し勝利する。しかしカイザーの笑みは消えない。「これくらいの痛み、デジモンカイザーの手下になる苦しみに比べたら何ともないわい」とモジャモンたちは去っていく。京「いいわ。とことん付き合ってあげる。」覚悟が据わったんでしょうか。
太一が教室に戻った時、子供たちは帰ってくる、ブイモンはチビモン、ホークモンはポロモン、アルマジモンはウパモンに退化して勝手についてきてしまった。無印の時よりゲートの垣根が双方向に低いのか。ピヨモンとテントモンは、カイザーの事を調べるためデジタルワールドに残った。下敷きになった光子郎「みなさん、すみませんが・・早く・どいて下さ~い」(上級生なのに、かわいい。笑