デジモンアドベンチャー02第4話感想

デジモンアドベンチャー02第4話「闇の王デジモンカイザー」感想

脚本:まさきひろ 演出:川田武範 作画監督:出口としお 美術:清水哲弘

デジモンカイザーとは、天才小学生・一条寺賢その人であった。カイザーが邪悪な力でデジモンたちを支配する中、タケルとヒカリは希望と光のデジメンタルを手にした。

タイトルコールはデジモンカイザー、シルエットはカイザーとワームモン。むちを振るう凶悪なふるまい。背景は暗い青と紫。

●ダークタワー:聖なるデジモン・テイルモンが初めて気づいた。カイザーはこれに電波塔に役割を持たせ、闇のパワーの発信に使いその地を支配していく。光子郎の調べで、このダークタワーが立ち機能しているエリアがデジヴァイスの地図に黒く表示された。選ばれし子どもの当面の目標は、このタワーを壊しカイザーの支配から解くことであるという結論に。前回の予告での「使命」という言葉は重い、目標・目的という表現は妥当。一方カイザーは、このペースなら支配に一年とかからないと踏んでいる。まだ秘策があるのか。

●ヤマト:「TOKIO ODAIBA. D.W.HALL」でライブを行い大盛況(中学生のアマチュアバンドなのにすごい)。制服での登壇も逆にアリっちゃアリで、汗に乱れる前髪はセクシー、女性人気もわかる。ちなみにホール名はフィクションで、お台場のコンサートホールと言えばZepp Tokyoがあげられる。そこに来たタケルに、ゴツモンたちの隠し場所を相談されるが、答えられない(ヤマトんちでいいじゃん、お父さんデジモンを知ってるんだから。)ヤマトにサインを求めにやってきたのは本宮ジュン、大輔の姉だった。ジュンは確かに大輔のことをこき下ろしていた。だがヤマトは姉の悪口を言う大輔に、この姉にしてこの弟あり、と納得はせず、大輔に激怒していた。家風がそれぞれあるのだし、ちょっと大人げない気がする。太一のように大輔がデジメンタルを持ち上げたのを目撃していないせいか、「目的は人質の解放」と最初から釘を刺すなど、大輔に塩対応なのはなぜなのか。勢い優位の直情派というのを見抜いていたのか。

●ガブモンのSOS:サンタゲリア(調べたが元ネタは不明)というエリアに暮らしていたガブモンとガジモンたち。そこにカイザーが黒い塔を建て、支配を宣言され拘束される。脱獄がばれ、レッドベジーモン(CV:平田弘明さん)に百叩きの刑にあったガブモンは命からがら、テレビ型の通信端末で助けを求めたよう。描写ではテレビに届くより手前で失神してるから、どうやったのか不可思議。 タケルのD-ターミナル(名称が初めて出た)に京からSOS信号キャッチ   部屋に・・・ ・・・京と通信がヤマトのデジヴァイスにも。それでガブモンはヤマトに救助された。

●大輔:ことごとく言動を否定され、デリカシーとテレパシーを間違えて笑われ、姉のことを嫌いといったらヤマトとケンカになりヒカリにもキライと言われ、大輔大ショック。初代冒険者たちへの疎外感。なんかここまでくるとギャグというより大輔かわいそう。ただ、先輩のヤマトへのタメ口は偉そうで確かに気になった。

●ヒカリ:「タケル君の意見に賛成」これは文字通りで問題ない。しかし「お姉さんを悪く言うのは良くない」と善悪で言うならわかるが、「キライよ」という好みで発言しているのはいただけない。大輔の片思いをもてあそぶような言動をするから、02になって性格が悪くなったと言われるのに。ギャグとして受け取れるかどうかは微妙だと思う。大輔がそこまでヒカリを好く心境がわからない。重症な初恋?一番身近な異性がジュンみたいなガサツなタイプだから、全く違うタイプに惹かれるのか。

●光子郎:新しいデジヴァイスでならゲートを開けられると確信。調べ上げて、デジタルマップを発見、ダークタワーの立つエリアは黒く映るというもの。

●デジモンカイザー:「デジモンども、一匹残らず僕にひれ伏せ、僕にかしづけ、そして僕をあがめるんだ、ハハハ…」どこまでも高圧的で楽しそう;何がそこまでさせるのか。

●ブイモン:落ち込む大輔を励ましたくて、百叩きの刑を受け勇気づけようと耐える。が、レッドベジーモンが誤ってダークタワーを破壊してしまうと、ヤマトたちは解放され、ガブモンがガルルモンに進化する。大輔のデジヴァイスも反応し、ブイモンがフレイドラモンに進化、レッドベジーモンと戦う(やっと見せ場が)。百叩きへの報復という動機はどう考えてもずれている。レッドベジーモンの黒い輪を破壊し正気に戻すのがエリアを救う目的にかなうのではないか。

●レッドベジーモン:食虫植物型の成熟期。成熟期ベジーモンが熟した強化版のデジモン。知識も攻撃力も強く、陰険で狡猾。ツタの部分が太くなりとげも生えている。必殺技は強烈な臭いと毒素の息を吐く「ハザードブレス」。

●ゴツモン:隠れるのに「彫刻のふり」というのは伊織のアイデアだろうか、かなり迷案である。

<本宮ジュン:村井かずささん>声優にしてナレーター、東京俳優生活協同組合所属。メゾソプラノ。本名は毎早{かずさ)さん。アンパンマンのユキダルマン、ハム太郎のリボンちゃんなど演じられている。


次回予告:今度はゴマモンが被害に。丈と再会したものの、ダークタワーのせいで戦況は防戦一方…。ゴマ丈回だ、やった!

2025.8.16.  記



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