デジモンアドベンチャー02第4話

第4話「闇の王デジモンカイザー」

脚本:まさきひろ 演出:川田武範 作監:出口としお

謎の少年・デジモンカイザーが邪悪な力でデジモンたちを操る中、タケルとヒカリは希望と光のデジメンタルを手にした。

太一・ヒカリ・タケル・大輔・伊織は、カイザーの作った牢屋からゴツモンたちを開放する。タケルが警備が手薄なのを不審に思う(ほかの目的でよそへ移ったのでは)が、いったん帰る事にする。テイルモンが気付いた、黒い塔は何なのだろう。

カイザーはダークタワーを建てて領土を増やし、ガブモン(山口眞弓さん)やガジモンたちもカイザーに捕えられてしまう。

教室に帰った太一たちは、ゴツモンたちに彫刻のふりをさせ先生から隠れさせる事にする。光子郎は、ゲートを開けられる機能を持つ新しいデジヴァイスを京に借りて、調べる。

牢屋から逃げ出したガブモンは、レッドベジーモン(成熟期)に百叩きをされ川に落ちて流される。着いた川岸には、テレビがある、何とかしてヤマトに知らせねば。TOKIO ODAIBA. D.W.HALLでヤマトはライブを行い、少女たちに大人気だ(中学生のアマチュアバンドなのにすごい。)。そこに来たタケルに、ゴツモンたちの隠し場所を相談されるが、答えられない(ヤマトんちでいいじゃん、お父さんデジモンを知ってるんだから。)ヤマトにサインを求めにやってきたのは本宮ジュン(村井かずささん)、大輔の姉だった。そこでヤマトとタケルのデジヴァイスが光り、Dターミナルに京からメールが届く。

SOS信号キャッチ
部屋に・・・ ・・・京

ガブモンからのSOSに、ヤマトと新しい選ばれし子供たちはデジタルワールドに出発する。倒れていたガブモンはヤマトに助けられ、カイザーの支配するサンタゲリアという街へ向かう。目的は人質の解放だとヤマトに釘を刺される大輔。サンタゲリアに着き、偽の黒い輪を付け、人質のふりをして潜入に成功する。ことごとく意見を否定され、デリカシーとテレパシーを間違え、姉のことを嫌いといったらヤマトとケンカになりヒカリにもキライと言われ、大輔大ショック。(なんかここまでくると大輔かわいそう、主人公なんだし。ヤマトへのタメ口も不自然。)

逃げた道の先は崖で、レッドベジーモン(平田広明さん)に皆捕われ進化できず、ブイモンは百叩きの刑を受け、しょげる大輔を勇気づけようと耐える。が、レッドベジーモンが誤ってダークタワーを破壊してしまうと、ヤマトたちは解放され、ガブモンがガルルモンに進化する。大輔のデジヴァイスも反応し、ブイモンがフレイドラモンに進化、レッドベジーモンと戦う(やっと見せ場が)。太一・光子郎・京も駆けつけ、どうやら黒い塔を破壊すれば進化できることがわかり、ディグモンがビッククラックで破壊すると、イービルリングの効力が消え、レッドベジーモンは洗脳が解ける。電波塔の役割のダークタワーを破壊するという目的を得た子供たち。

ブイモンが痛めつけられたのは自分がしょげていたせいだと、大輔はブイモンに謝る。光子郎が京のデジヴァイスを調べたところ、デジタルマップが見つかりさっきタワーを破壊したエリアは白く表示されている。黒いエリアはまだたくさんあるが、ダークタワーを倒せばアグモンたちも進化できる。カイザーは子供たちの動きを知るが、デジタルワールドの支配の完了に1年とかかるまいと余裕の笑みを浮かべる。まだ秘策があるのか。

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