デジモンアドベンチャー02第6話感想

デジモンアドベンチャー02第6話「危険なピクニック」感想

脚本:浦沢義雄 演出:今村隆寛 作画監督:海老沢幸男 美術:飯島由樹子

ダークタワーを一つずつ倒して、カイザーの支配するエリアを取り戻そうとする子どもたち。だがカイザーの支配エリアは拡大してゆく。

タイトルコールは京、シルエットは京とホルスモン。やっと、ストーリーに合ったサブタイトルが付くようになった。ゴールデンウィークを利用して、タワー倒しでなくピクニックを企画した子どもたち。内緒で入校すると、そこに偶然、帰国したミミがやってくる。楽しいピクニックになるはずが… 

●ミミ:空港に、ピンクの髪に星まで付けた腹出しド派手ファッションで到着。時刻は午後6時54分から、時差訂正で午前8時54分に。時差がリアル。 このタイプのバッグはこの頃はやりだした流行真っただ中のデザイン。アメリカ東海岸在住(クリスマス編からしておそらくニューヨーク)だが、いとこの結婚式に仕事の忙しい両親に代わって参加するため一時帰国していたのだ(属性の紹介を平田さんのナレーションでしている;ある意味モンスターってこと?!笑)。汚物系デジモンに好かれるのはお約束、笑。カイザーの存在は既知のはずなのに、初耳のようなリアクション。逃げてと言えるようになった、と成長を喜ぶ。パルモンとの再会を喜び抱き合う二人、その絆をまじまじと見る京とホークモン。ミミは実はパルモンを助けに来たのでなくピクニックに来たと口を滑らせる。盛り上がりかけた音楽が空々しくなる。苦し紛れに、ダークタワーを倒すなどと啖呵を切るが、そんなの無理。進化したホルスモンとミミの照明器具(なぜそこにそんなものがあったのか)の目くらましでゴキモンブラザーズをタワーに衝突させ、勝利した。

●大輔:自室は、ポテチの袋:サッカー雑誌・ユニフォーム・ボール・バッグ・ペットボトルと、散らかり放題。朝に強そうだと思ったら、寝起きが悪いタイプなのか?休校中なのでデジモンは自室に隠しているよう。

●伊織:ベートーベンの第九(小3なのに渋すぎる…和風に雅楽だったりよりはましだけど)が流れる部屋。母は京のリクエストでかんぴょう巻を作っている。和食がお得意なのか。食べ物を乱暴に扱ってはダメとアルマジモンを叱る。給食のトマトと言い、食事のしつけは行き届いているよう。

●京:アイマートで母に怪しまれながら、ツナマヨおにぎり3個・おかか2個・ごくごくオレンジ1本・あんパン2個を入手。ゴキモンブラザーズの仲の良さを見て、逃げながら京は自分がミミ と姉妹だったら…と妄想(なぜか瞳キラキラお姫様ファッション)しうっとり(さすが浦沢脚本)。きょうだいがたくさんいるのに、よほどミミに憧れてるようだ。どこらへんが良い?美少女っぷり?ファッションセンスとか??ミミに会えて楽しかったといい、別れの合言葉はビンゴ!京がミミの純真の継承者であるのが暗示される。

●ヒカリ:姉御なテイルモンも、無理やりカバンに詰められても抵抗しきれず、笑。自室と思われる部屋だが、もう太一との共用はしていないはずだから、このマンションにそんなに部屋数あったかな?兄妹の思春期に伴い模様替えしたんでしょうが、どこをどう?

●タケル:荷物とパタモンを忘れてしまう。それだけ浮足立ってたってことか。ヒカリの言葉にコロッと態度を変える大輔に不満、笑。

●ピクニック:御台場小の休日のセキュリティは甘々、笑。デジタルワールドへの移動シーンにちゃんとバッグやリュックも描いてあるのが楽しい。今日はGWだし、ダークタワーのない安全なエリアを選んで来たのだ。パルモンミミは会えるだろうか。

お昼を食べる子どもたち、ミミはツナマヨおにぎり(120円、「普通のツナ缶を贅沢に使用」とあるが、他のコンビニのは違うの?)に大感涙。今は世界で日本食ブームだけど、この頃のアメリカにはツナマヨおにぎり無いってことなのかな。ホークモンはかんぴょう巻がお気に入り(和風が好きな傾向がうかがわれる)。アルマジモンがかんぴょう巻を投げて渡してしまい、かんぴょう巻を取りに行くホークモンと京。いやそれ、もう汚れて食えんだろう;京も穴に落ちたミミも、ダークタワーのエリアに来てしまう。

●ゴキモンブラザーズ:ミミと京をナンパするも。譲り合うかと思うと、攻撃は二匹息ぴったりで仲良し。と思いきや、イービルリングがはずれると、たかがおやつのことで大ゲンカを始める。イービルリングがあってよかったのか悪かったのか・・・。ドリームダストは普通のごみだけでなく粗大ごみもあり、強烈で危険。

●パルモン~トゲモン:大量の操られたゲコモンたちからミミたちを逃がしたのはパルモンだった。感動の再会。初代のデジモンが解放されたエリアを守ることが暗黙のルールなよう。ゲコモンたちも解放されてめでたし。

●デジモンカイザー:エリアが白くなり「不愉快なゴールデンウィークになってしまった。帰る!」随分と気分屋。逆に、悪事のためにそんなにGWを楽しみにしていたのが恐ろしい。

●ワームモン:「賢ちゃん、もう少し大人にならないと」うわー、賢ちゃんに聞こえてたらひどい目に逢いそうなこと言う;賢ちゃんを客体視できてるということ。本音はそうなのね。

<京の母:鯨エマさん>女優、声優、演出家、劇作家。ジェイ・クリップ所属で、劇団の主宰など要職を務める。忍たまの田能さゆりなど演じられている。肩書からして、こんな一回だけの端役になぜご出演??

<ゴキモン兄:小栗雄介さん>元声優で、東映アカデミーに所属していた。活動期間は1996年~2006年。現在は社長業のほか、声優講師も務める。テイマーズ、フロンティアでも多数の役を演じられた。

<ゴキモン弟:石塚堅(かたし)さん>所属はフリー。無印でバケモンを演じられた。

次回予告:DWに取り残されたヒカリ。助けに行く大輔とタケル、しかし立ちはだかったのは、操られたあの思い出のデジモンであった。

2025.8.19.  記

          もどる