デジモンアドベンチャー02第15話感想

デジモンアドベンチャー02 第15話「シュリモン武芸帳」感想

脚本:前川淳 演出:吉沢孝男 作画監督:八島善孝(原画も八島氏お一人) 美術:清水哲弘 《2000.7.16.放映>

アメリカにゲートが開き、ミミ、アメリカの選ばれし子ども・マイケルと出会う大輔たち。ミミの純真に共感した京のもとに純真のデジメンタルが現われ、ホークモンはシュリモンへアーマー進化した。

タイトルコールは、コブシを回したシュリモン笑、向かい来るシルエットはイガモン。脚本家は違うが前回からシュリモンの続投なのはなぜ?

今回から子どもたちの私服は夏仕様に。着いた町は太秦撮影所でも日光江戸村でもなく、ダークタワーの立つDW。のれんにデジ文字で「かたな」「そば」「きもの」とある。フローラモンたちとの交戦は、なぜかイービルリングを狙って壊すのではなく、技を乱発し攻撃しちゃってる。

●ポロモン~ホークモン~シュリモン:テレビの時代劇が気に入った。あれれ、ビーブレにもそんなキャラがいますね笑。殿のご乱心にみんなアーマー進化する。が、進化しようとしたホークモンのもとには、手裏剣に付けた果たし状が届く(デジ文字で「はたしじょう」とある)。

凧に乗りイガモンの所へ着く京とシュリモン。ダークタワーが壊れたのに、2人は勝負をやめない。イガモン「手裏剣使いは二人もいらない」。手裏剣使いのプライドが許さないのだ。さあ決戦!イガモンの分身の術にシュリモンは木の葉隠れで応じ、シュリモンが草薙でイガモンの刀を切断し、勝負あった。イガモンは再び修行の旅へ。京の素直なほめ言葉「シュリモン、勝ったね、かっこいい、だーい好き!」こんなん言われたらそりゃ照れますわ。

●京:賢失踪のニュースをガン見。気になるよね。父にチャンネルを変えられ、兄にポロモンを邪魔扱いされ、大家族は思うようにいかないことも多いよう。シュリモンの手裏剣技を「DWで一番」と豪語し(これには元ネタがあるそうですが、私は知りません)、イガモンを挑発。前回初進化したばかりなのに、その自信はどこから?

●大輔:チビモンとお風呂で大騒ぎ笑。浴槽が泡だらけで、日本式の入浴ではないよう。はしゃぎすぎ!

●本宮家:ジュンはボディソープとシャンプー?に殴り書きで記名している。年頃で美容目的のお高い品だろうに大輔もしくは両親にも使われてしまうようで、配慮のないアバウトな家庭な模様。両親はリビングのテレビの笑い声に二人で大笑いしており、仲が良いのはいいことだが偏差値は低そう;けど大輔というまっすぐな子を育てたからにはその育児方針は結果的に間違っていなかったと言える。ジュンは腰に手を当て牛乳をぐびぐび飲んでいる、お約束。

●タケル:自室にバスケットのボールとポスターが。そんな激しいスポーツを好むのは意外というか実はなるほどというか。ぺガスモンとネフェルティモンはイービルスパイラルを壊すこと叶わず、トノサマゲコモンをダークタワーにおびき寄せ壊そうとし、コブシトーンが放たれ作戦は成功する。ヒカリに向けてダークタワーを示すと、ヒカリは作戦をすぐさま了解。この歴戦のツーカーっぷりはタケヒカ推しとしてはうれしい限り。

●ヒカリ:夏服もボトムはパンツスタイル。スカート姿も見たいが、冒険のため仕方ないか。

●伊織;夏の最年少だっていうのに、一人長ズボンは解せないね。もしや母が心配性?本人が慎重派?ゲコモンに呼ばれて路地のマンホールに逃げる子どもたち。「ここが江戸時代じゃなくてデジタルワールドだからです」と相変わらず冷静。

●トノサマゲコモン:両生類型の完全体。必殺技は、ボーカルとホーンの超低周波で敵のデータを破壊する「コブシトーン」。「ゲ(効果音)、ゲゲ(効果音)、ゲゲゲのゲ~!」笑。ゲゲゲの鬼太郎のパロディ?カイザーの所業は知っていた。二度と操られたくないと泣くゲコモンたち。なのにいい手が見つからず、ん~~~と考えた末に寝てしまう笑。その上イガモンに寝込みを狙われイービルスパイラルを付けられて。その暴れっぷりがカワイイ笑。名は殿様でも、暴君かと思えば今度は無能な上にご乱心、家臣は主君につくづく恵まれない。

ライドラモンのライニングブレードとディグモンのゴールドラッシュで、トノサマゲコモンは気を失う。イービルスパイラルを「面倒だからちょんまげごとちょん切っちゃえよ」と冗談で言い、大輔は大ヒンシュクを買う。ヒカリたちのジト目、笑。みんなでイービルスパイラルを壊し、ゲコモンオタマモン大感涙。当のトノサマゲコモンは操られている間の記憶がなかった。

CVは故・松尾銀三さん。2001年8月、くも膜下出血で急逝、享年49才。自身が運営する事務所の銀プロダクションの業務や外部への客演など多忙を極めたのが寿命を縮めた一因とされる。どれみのオヤジーデなどコメディ声優・俳優として有名であった。2001年夏の東映アニメフェア(キン肉マン二世とテイマーズ)が遺作となった。無印とCVは同じだが、無印25話で封印されたので、別個体のはず。と思うのだが、ゲコモンたちが6話でミミを知っていたから、同じ個体??封印された後解除されたってこと?でも02メンバーに「お前たちが選ばれし子どもたちか」と言っているのは無印の選ばれし子どもたちと面識がないという意味?いったいどっちなんだ。

●ゲコモン:6話のもりもりの森で見たと同じダークタワーが立っているのを殿に報告。城下町は森への徒歩圏内と思われる。CVは平田広明さん?

●オタマモン:CVは松本美和さん?

●フローラモン:植物型の成長期。必殺技は、アレルギーを引き起こす花粉を発生させ戦意を喪失させる「アレルギーシャワー」。テイルモンの「キャッツ・アイ」で戦意喪失。こんな技あったのね、知らなんだ。図鑑によるとキャッツ・アイは「鋭い眼光で敵を操る」「この眼光を受けた者は自分自身を攻撃してしまう」と。

●マッシュモン:植物型の成長期。必殺技は、小型キノコ爆弾を一斉に放出する「ポイズン・ス・マッシュ」。

●イガモン:突然変異型の成熟期。忍者の伊賀と栗のイガをかけた命名。亜種として「コウガモン」がいる。必殺技は、イガ流手裏剣投げ、イガ流奥義分身の術。同じ忍者デジモンのシュリモンに対抗意識を持ち、再戦を誓う。   

CVは矢尾一樹(やおかずき)さん。声優、俳優にしてナレーター。ワンピースの尾田栄一郎氏と親しく、矢尾氏がフランキーのモデルだという。フランキーの降板理由は明かされていないが、痩せて呂律周りが悪いとの指摘があり、66才とまだお若いが2025年8月1日に、業務提携していたマック・ミックの公式サイトからプロフィールが削除されており病気説が流れている。重病かと思いきや、つい先日の2026年4月1日、代々木アニメーション学院の学院長に就任とな。はて、大丈夫なんでしょうか…

●デジモンカイザー:賢としての生活を捨て、昼も夜中もカイザーとして活動し、城下町まで侵出。何かを計画し支配エリアをさらに拡大中。この回でもワームモンに賢ちゃんと呼ばれても怒っていない。唯一のしもべだから気を許しているのだろう。

●井ノ上万太郎:京の兄。メガネっ子で父もメガネだから近視の家系もしくは近視になりやすい環境、その両方では。耳ピアスをしており、妹がいるのに半裸、その辺のルールはユルい家庭と思われる。CVは高橋直純さん。

次回予告:次回のサブタイトルは「サブマリモン海底からの脱出」。海底油田に閉じ込められた一同。丈と連絡を取るよう、半ば強引に脱出ポッドで送り出された伊織だが…。伊織と丈先輩がメインの、大好きな回です。

2026.5.9. 記

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