デジモンアドベンチャー02第16話「サブマリモン海底からの脱出」感想
脚本:まさきひろ 演出:川田武範 作画監督:信実節子 美術:飯島由樹子 <2000.7.23.放映>
この回は大好き。丈と伊織とサブマリモンのいいところが一杯見られるから。サブマリモンはデザインも性格も大好き、乗ってみたい。腹ばいのコックピット、萌える。人間が乗れる仕様のデジモンは珍しく(あとインペリアルドラモンとメカノリモンぐらいか)、カッコいい。丈先輩もやさしくて穏やかで頼りになって、最高。熱血ヒーロー系もいいけど、私は誠実がいいです。誠実のデジメンタルがアーマー進化の大トリ、やったぁ!あと陸海空なら私は海のキャラが一番好きです。元ネタはフランスのジュール・ヴェルヌの海洋冒険小説「海底2万マイル」。
大輔と京は、二つ目のデジメンタルを手にする。残る誠実のデジメンタルはどこに。アルマジモン第二のアーマー進化確定回。
タイトルコールとシルエットはサブマリモン。背景は海の青。
海底油田に閉じ込められ、メガシードラモンに見張られている子どもたち。襲ってこないのは、酸欠が時間の問題だからだ。うずくまり自分を責める伊織。数時間前、海底油田でデジヴァイスの反応があり、伊織が自分のデジメンタルだと焦って入ってしまったのだ。
カイザーは、他に関心がありメガシードラモンにそこを任せる。メガシードラモンは油田の海上の部分を壊し、壁の方も傷をつけた。そこから海水が入ってくる。子どもたちは非常用シャッターを閉め難を逃れるが、上への退路は断たれた。自責に駆られる伊織。
パタモンが何か見つける、緊急用脱出ポッドだ。が、一人用が1台しかない。ヒカリ、京、タケルが、伊織に乗るよう言うが、伊織は固く拒否する。京のアイデアでくじ引きに見せかけるが(ティッシュと赤いペン持ってたのね)、いかさまを伊織に見破られ、タケルと大輔が力ずくでポッドに伊織を押し込む。企てに全然気づかなかった大輔とブイモン、笑。メガシードラモンが離れた隙に、ポッドは出発する。流れるのは伊織のテーマ。浮上してからどうやって陸へ?
ODAIBA T.D.W.GARDENというマンション(自宅。タケルと京の一家も住んでいる、架空のマンション。太一の住むシーリアお台場は実在の物件。)へ伊織は走る。丈の携帯は繋がらず、「城戸」と「品川の塾」を手掛かりに電話をかけまくる。場所をつかんだ伊織はエレベーターで母・祖父と鉢合わせる。母に「信実さんのところにお使いを頼みたい」と言われ、断る理由を言えない。しかし祖父が「言えないならそれでもいい。嘘をつかれるよりな。嘘だけはいかん。嘘だけは…んん?」とチューチューゼリーを飲みながら助け舟を出してくれ、救われた伊織はエレベーターに乗る(私はこのお母さん、あんまり好きでない。伊織を心配ばかりするようでそれ以上の親としての顔が見えてこないから)。丈先輩、品川までの通塾、お疲れ様です。台場には適切な塾はないのかな。
油田の大輔と京は互いに苛立ちケンカしてしまう。アルマジモンのしりとり歌合戦という呑気な提案は退かれる。なぜ呑気かというと、伊織を信じてるからだというアルマジモン。でも、酸欠がやってくる現実を否定はできない。 下の方から音がする、タケル?
「英数進学 川田塾の夏期講習」に着くが、伊織は「試験中は呼び出せない規則」と言われる(塾の職員は平田広明さん)。みんなの命が、でも嘘はいけない、どうすれば。葛藤する伊織。
タケルは床を掘っている、この下にデジメンタルがあるかもと。流れるのはタケルのテーマ。こんな状況でも希望を持とうとするタケルはやはりすごい。みんなも一緒にやり始める。
悩んだ末、丈のお父さんがと嘘をついた伊織。伊織は何度も謝りながら、丈と一緒に走る。途中で丈は止まり、光子郎に携帯電話で何かを頼む。夏服の丈先輩、目の保養v腕時計は無印の緑色からカーキグリーンへ。
油田では、誠実のデジメンタルが掘り起こされる。アルマジモンの妄想では、金髪ロン毛碧眼の美形9頭身キャラになる予定(爆笑)。大輔の想像は結構いい線、アーマー体ぽくないけど。そんなわけないと、子どもたちに笑いが戻る。でも、心身ともに限界が近い。 つらいねぇ。
そこにイッカクモンが助けに来るが、相手は完全体。勝てたのはズドモンの時だ。苦戦するイッカクモン。そうするうち油田へ、ホエーモンに乗った丈と伊織が突っ込んでくる。光子郎に頼んでテントモンに連絡してもらったのだ。さすが冒険の経験者、頼もしい!ホエーモンは無印の個体とは別かデジタマから孵ったあの個体なのかは不明だが、大海原で頼りになるデジモン。
誠実のデジメンタルを持ち上げる事を、伊織は拒否する。そのデジメンタルのせいでみんなをこんな目に会わせたのだからと。だが丈は、誠実のデジメンタルを海の藻屑にするわけにはいかないと、伊織の手を引く。Sevenのアコースティックヴァージョンが流れる。伊織は、みんなをこんな目に会わせた事にまだこだわり、「それに僕、嘘ついちゃったの。嘘だけはいけないって、おじいさまに言われたのに!だから…僕には誠実のデジメンタルを持つ資格なんてないの(泣)」敬語でなくなってぐちゃぐちゃで、めちゃかわいいvv私も生真面目で融通がきかないので伊織の気持ちはよくわかる。真っ直ぐで心のきれいな伊織、好き。「嘘にはね、ついて悪い嘘と、ついていい嘘があるんだよ。人を傷つけるウソと、人を助けるためにつく嘘」と丈は諭し、「少なくとも僕は君の嘘で傷ついてないし、逆に君が嘘をつかなかったらどんなことになってたか」とやさしく淡々とフォロー。伊織はデジメンタルを持ち上げる。ああ、やっとです! この二人、最高!誠実のデジメンタルのデザイン、好き。
アルマジモンは第二のアーマー進化!渦巻く誠実!サブマリモンになる。子どもたちはホエーモンの中へ避難し、伊織はサブマリモンに乗り込む(操縦は難しくないのかな?)。イッカクモンがおとりになり、サブマリモンがオキシジェンホーミングで攻撃し、メガシードラモンのイービルスパイラルを壊す。海上の子どもたちは、メガシードラモンがおとなしくなったのを見届けて喜ぶ(当人もうれしそう)。
カイザーは着々と「計画」を進めている。(画面には、モノクロモンとエアドラモン)
サブマリモンは皆とすぐ合流せずに伊織を海中散歩に連れ出す。流れる曲はボレロ。サブマリモン「海ってこんなに広いだぎゃ」伊織「ああ、静かで美しい」。 柔らかで大きく深い海は、ともすれば硬く狭量になりがちな伊織に何を伝えただろうか。普通にデジモンじゃない海の生き物がたくさんいますけど;ゴマモンも顔を見せてくれました、かわいい。海デジモンはやはり好きだ。
●火田富美子(伊織の母):CVは光明寺敬子さん。女優、声優、演出家。声の劇団イマージュ代表で、演出家だと名義は小乃立都(おのりっつ)。
次回予告:次回のサブタイトルは「お台場メモリアル」。ヒカリの手帳に記された8/1計画。タケルとのデートでは?と激しく動揺する大輔笑。「お台場にとどろく雷鳴は天を貫く大輔の叫びか、謎の生物アメリカハコムシの祟りなのか」ってこの予告、すごくフザケてますな。アメリカハコムシは、角銅氏らスタッフが面白半分で探していたUMA的な存在だったかと笑。直方形の生き物、笑。唯一の目撃者は地元広島の山で見たという地岡公俊氏で、名付け親は漫画家のイダタツヒコ氏。オトナたちがくだらんことを大真面目に取り上げており実に笑えます。で、予告はフジテレビで何があった?
2026.5.19. 記