デジモンアドベンチャー02第19話

第19話「合成魔獣キメラモン」

脚本:まさきひろ 演出:角銅博之 作監:伊藤智子

カイザーの指令本部は、空を飛ぶ要塞だった。そこで進められている計画とは・・

京たちが要塞を見つけた後タケルたちと合流し、その翌朝。タケルは伊織とテントモンを連れ偵察に出る。大輔を誘わなかったのは、女子の護衛のためだ。ヒカリのD-ターミナルに、カイザーの要塞の向かった先がわかったとタケルからメールが来る。太一たちの方には伊織から、ただいまカイザーの要塞を追跡中とメールが来る。裕明は川で飯盒を洗わされぼやいている。

ジュンは全く諦めず、今日になって行き先が山中湖と知り、向かう。

ホルスモンとネフェルティモンがタケルを追い、大輔は置いてきぼり。

サブマリモンと伊織(サブマリモンと話す時の敬語じゃない伊織がかわいくて萌)は、水中に基地を発見し「基地を発見!洞窟から中に潜入してみます。」とタケルにメールする。一人で大丈夫だろうか?タケルの下の水面には、不気味な渦巻きがある。

それはカイザーによると「暗黒パワーの源へ通じる入口、とでも」。ここの暗黒デジモンのパワーを、オリジナルデジモンに入れようというのだ。ワームモンは強く止めるが、お前の指図は受けんと、カイザーに蹴り飛ばされる。

タケルたちは渦巻きの事を知らせようとするが、伊織と連絡が取れない。基地は、渦巻きへと進んでいく。渦巻きから、タケルたちは何か強いものを感じる。

基地に入った伊織とアルマジモンは階段を昇り、動力室を見つける。アルマジモンは、さっきから寒気がするという。

基地は渦の方へ向かう。

牢屋に捕われたデジモンたち(エレキモン、デラモン、フローラモン、マッシュモン)を開放しようとする伊織にも、渦巻きが見える。

バスに乗り遅れたジュンはまだあきらめず、老夫婦の赤いオープンカーに乗せてもらっている。まだヤマトに会えず、ため息をつくジュン。

水上戦では飛べない大輔とブイモンは不利だが、岸辺が勝手に陸から分かれて島のようになり動き出す、これ幸いと現場へ向かう。

渦巻きの上に基地が現われ、タケルたちは伊織の入った洞窟の入り口を探す。浮遊霊が飛び、ぺガスモンはタケルに渦巻きを見ちゃだめだと言う。

カイザーはメカノリモンで暗黒データの回収を試みるが、メカノリモンは渦巻きに呑まれて消える。

捕虜の解放をしている伊織の所に、タケルたちが着く。

カイザーは、自らメカノリモンに乗りデータを回収しに行き、デビモンの姿を見つける。デビモンに「暗黒のパワーを果たしてお前に使いこなす事ができるのか。暗黒のパワーを甘く見ると・・」(塩沢さんは亡くなっているから、この声は・・平田さん?)と問われるが、カイザーは幻聴だと一笑に付す。

タケルもデビモンを見て、3年前のこと思い出す。タケル「あの時、僕はどんなに願ったろう。時間が巻き戻せるものなら・・でも、時間は決して戻らない。嫌でも向き合わなければならない、現実。僕は、底なしの絶望の中、運命を呪っていた。何も知っちゃいないくせに、わからないくせに!ふざけんな!」タケルは安易にデビモンに手を出すカイザーに怒り心頭、帽子を投げ捨て(当時、ファンの間ではこの帽子が怒りの起爆スイッチのふたの役目だと話題になった)、「もうやめだ。これ以上つきあってらんねえ!ケリつけてやる!」と行く。伊織が行こうとすると、テントモンがタケルとパタモンに任せてという。タケルこえ~

侵入者に気付くが、カイザーはそれよりデビモンのデータを追加し、ついにオリジナルデジモンが完成する。

ジュンはうたた寝する間に富士山のふもとを通過する(お茶の看板があるから静岡県?)。

ヒカリと京が基地にたどり着き、カイザーは完全体・キメラモンの最初の相手に選ぶ。伊織たちは、キメラモンが戦っている間に捕虜を逃がす。ネフェルティモンとホルスモンは歯が立たず、カイザーは満足の高笑いをする。カブテリモンの頭部、エンジェモンとエアドラモンの翼、ガルルモンの足、モノクロモンのしっぽ、クワガーモン・スカルグレイモン・デビモンの腕、ボディはグレイモン、メタルグレイモンの髪。「僕のパートナーデジモンにはああいうのがふさわしいんだ、お前みたいのじゃなくてな」。(でも、キメラモンが完成してもワームモンは一応手元に置いておくんだな、殺したり閉じこめたりせずに。ばっさり切り捨てられないのは本当のパートナーだとわかっているからなのだろう)

デジモンの避難が終わり伊織はタケルを気にするが、テントモンは自分らで何とかするだろうという。ディグモンに抱っこされて降りる伊織かわいいv

タケルはカイザーのもとへ行く。タケルは笑う「クッ、一乗寺さぁ、いつまで『世界征服ごっこ』してる気? 楽しい?でも君さ、暗黒のパワーなんて言ってるけど、意味わかってる? わかってないでしょ?ケガじゃすまないよ。いい加減、大人んなんないとね」。カイザーは「虫けらが!」と連呼するばかりで言葉にならず、鞭をタケルの頬へ当てると、タケル「口でかなわなかったら暴力ってわけか」「ま、それはどうでもいいんだけど・・・今ので、おしまい?じゃあ今度は、僕の番だね」。バスケで鍛えたタケルは、ケンカも強い。笑顔だけに、非常に怖いものがある。闇の力に安易に手を出し絶望をもたらすのがどれだけ許せないか。

キメラモンは圧倒的強さでネフェルティモン、ホルスモンを攻撃する。

パタモンとワームモンも戦う(流れるのは、ワームモンのテーマ曲「賢ちゃん・・・。」、ちんどん屋さんミュージックそのものは音楽の一ジャンルとしていいんだけれど、ここでワームモンに使うとは何とも;脱力)。かわいらしくて変な戦い。キメラモンは要塞すら攻撃してきた。そこでタケルは勝負を預け、ぺガスモンに乗りキメラモンへ向かう。ネフェルティモンとホルスモンをキメラモンから助け、タケルたちはひとまず撤退する。カイザーはキメラモンの自慢をしたものの腕力では負け、「虫けらめ」とつぶやきとぼとぼと引っ込む。

戻ってきたタケルに帽子を渡す伊織(ジョグレス進化を暗示するようだ)。今回は出番がなかったけど、「俺たちには俺たちなりの戦い方があるさ」、がんばれ大輔!

こっちもがんばっております、ジュンが着いたのは山中湖でなく浜名湖。ご夫婦、お耳が遠いようで。ヤマトとの再会はまだ遠い・・・

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