母に幼い頃からファンタジーを禁じられた。例えば、着ぐるみに興味を持つと「あら恥かしい、嫌ね。でも中に入っている人は暑くて大変で可哀想だから行ってあげなさい」と言われる。子どもにとっては夢が壊され大人に配慮させられる嫌な体験。普通、親がそんなこと言うか?そのため、私は文学においてフィクションは苦手でドキュメンタリー作品しか受け付けなかった。でも48歳で長期入院を経験して、院内で読むものがなくなってからフィクションでもいろいろ読めるようになった。着ぐるみをそれはそれとして正面から楽しめるようになったのは、デジモンのイベントにおいてだった。着ぐるみを単純に楽しめない子どもだった自分を哀れに思う。その反動もあるのか、コスプレに興味があり、自身もデジモンのソフトコスプレをすることがある。
テレビブロスをサブカルチャーの指針として愛読していたが、老眼で読めなくなった。
井上ひ❍しは大嫌い。天皇陛下のことを「挨拶を知らない失礼な人」などとそれこそ失礼なことを偉そうに言っといて、かみさんに捨てられてメソメソ泣く最低な男。
村上❍樹は、何がそんなにいいのか全くわからない。
筒❍康隆は、お手伝いの七瀬を見るオヤジの性的描写が極めて低俗で、幻滅した。あー所詮著名な作家様でも盛りのついたおっさんなんだって感じ。
長編、特に歴史小説は苦手。数に対する苦手意識で、時代設定が全然頭に入らない。短編や詩、俳句が好き。俳句は、有名な大会で一度だけ入賞したことがある。