DIGIMON BEATBREAK 第38話感想

DIGIMON BEATBREAK 第38話「虚ろな渇き」感想

脚本:會川昇 演出:倉田俊宏 総作画監督:小島隆寛 作画監督:中野彰子、北村友幸、山下梢、壮明○、有我洋美、吉田雄一、近藤瑠衣 原画作画監督:斎田恵瑠 美術:林竜太 制作進行:野坂愛  <2026.7.12. 放映>

公式のあらすじは「トモロウたちはキョウに内緒でパーティーを準備していた。ファミリーの絆を再確認し。穏やかな時間を過ごすキョウ。一方、河原崎のもとにデジモンを使って、拘置所を脱獄した男が現れたとの連絡が入る。」

新章「キョウ編」がスタート。キャッチフレーズは「黄金の過去」。解禁された新キャラは、元五行星の黒潮ソウジ(CVは三木眞一郎さん)。10月以降、5クール目はあるのだろうか。とても4クール目で終わる作品とは思えない。今話も私にとっては相変わらず情報てんこ盛り。キョウ編で、描かれると期待するのは①キョウはどうして五行星を抜けGDを作ったのか②人間とデジモンの共生を夢とする理由③誰もが「やり直せる」と信じるに至った経緯、である。楽しみ。かつて冷め切っていて、22才の若さにして、独身で(妻帯や子持ちという現実の家族でなく)、「ファミリー」なる疑似家族を持ちたいと願った奇特な青年の軌跡とはどんなものか。

●キョウ:5年前に五行星としてソウジと戦い、倒したと思われる。どんな理由で戦いとなったのか、冷徹だったキョウが一変するほどの何があったのか、なぜソウジは死んだことになって実は収監されていたのか、キョウと再会して何がしたいのか。再会した時のキョウの驚きっぷりからも、ソウジの存在はただ事ではないと感じる。GDを作る前に、ファミリー的な仲間がいたが亡くしていると明かされた。おそらくはソウジ絡みで。

●岸和田:何と逮捕されてはいなかった!ミハルとGIFTを利用しただけの真の黒幕。ソウジに幼年期を送り込んで脱獄させたり、白いコアを回収したり、コールドハートしたローズの後始末をしたり、ニリンソウを知っていたり、ひたすら暗躍。いったい何者?王との関係とは?最終目的は何?どんな意図か白いコアをソウジに渡す。水流を介してミラーワールドへ行き来しているから、水系デジモンのサポ主ではと思うのだが、いまだ不明。以前引用した「カンチ」とは別の意味で、視聴者は振り回されてしまう。どうしてくれようカンチ…苦笑

●王会長:あんなに驚いていたのに、焦りもせず白いコアの回収をローズに任せた。カイトとホノカのことは頼りにしていない模様。お互い様だ。結局のところゲンジョウしか信用していないよう。ところでなぜローズの件でキョウが賞金首に?王ほどの権力者でないとできなそうなんだけど、王と岸和田はつながってないっぽいし。難しいことはわからん。

●金田:「シャングリラ計画の成功には天馬アスカのe-パルスと白のコアが不可欠です」えっそうなんだ。それでアスカを狙ったと。アスカもまた特殊なe-パルスの持ち主だった?!じゃあ捕らわれた両親もまた??会長が拉致された時、ローズに任せきりで何をしていたのか。失態と批判するだけのことをしていたのか疑問。繰り返すんですがカネダじゃなくカナダ。なぜ読みづらいほう?

●ローズ:対GIFT戦で途中から蚊帳の外、今回はパートナーデジモンにコールドハートされるという悲劇。見せ場が限られており、ぜひ復帰して活躍を見せてほしい。

●黒潮ソウジ:元水の星、「混濁のソウジ」。高身長のやせ型、両耳と下唇にピアス、ギザギザの歯、虚ろな目のいかにも危うそうな要注意人物。個人情報は消され、特異なe-パルスの持ち主で、白いコアを手にしてからは同時に完全体3体を動かすという規格外。感情がなく、心はヒリヒリと乾き、5年前にキョウから受けた胸のぞわぞわをひたすら求めるキモ野郎。デジモンは自身のe-パルスを満たすための器にすぎぬと言ってはばからない。渇きを潤す刺激が欲しい、彼は何のために生きているのか。なかなかにくせ者のキャラで、どう出るか期待。CVは三木眞一郎さん!デジモン作品へようこそ!81プロデュース所属の大御所。声種はバリトン。確か若い頃は「酒と車と女」と言ってた直球の色男さんと記憶しています。個人的にはロケット団のコジロウでおなじみ。

●マリンデビモン:水棲獣人型の完全体。あのデビモンさえも、対戦を嫌がるダーティーファイター。デビモンの亜種だが、孤独な深海の生活から、憎悪以外の感情をなくした。勝つために手段を選ばず、相手が戦意喪失しても手を緩めない。必殺技は、口から猛毒の墨を発射する「ギルティブラック」。幼年期はピチモンかプヨモン。ソウジは幼年期を岸和田から差し入れられて、完全体へと進化させた。セリフはなし。

●スプラッシュモン:水棲獣人型の完全体。自らを液体に変化させ人やデジモンに自在になることができる。このためスパイ活動が得意な、水虎軍団将軍。どんな作戦であれ常に美しくいることが最優先で、信じるのは部下でなく自身の美。CVは高塚正也さん。青ニプロ所属の声優、ナレーターであり名バイプレーヤー。クロウォではCVは緑川光さんであった。唸り声しか無し。

●ミノル:キョウの回想で「あなたはもう、一人じゃない。これからも私たちが居る」と言っていた人物。この時の若いキョウの首に傷は無い。ニリンソウの墓石6個のうちの一番大きいのの主と思われる。CVは緑川光さん、青ニプロ所属の大ベテラン。寡黙でクールな二枚目役に定評があり、セクシーな声、エキゾチックな声、男らしい声などどんな声も出せるというのがすごい。デジモンではゴスゲでドウモンで出られている。

●カリナ:「みんなで仲良く暮らせますように」とキョウの左手首にミサンガを結んだ人物。中くらいの墓石の主と思われる。じゃあ残りの4個の墓石は誰の?2個はミノルとカリナのパートナーデジモンとして、残り2個は不明。CVは若山詩音さん。劇団ひまわり所属の声優、元子役。声優アワードの新人声優賞、主演声優賞を受賞した実力派。ミノルとカリナはキャスティングから見ても重要人物。どういう経緯で仲間になり、死んだのか今後描かれるであろう。

●マキ:パーティーグッズのメガネ、笑。近未来にもこんな100均ショップがあるのね。GDを祝いたい気持ちは同じで、サプライズに協力してくれた。自宅には帰らずレーナの部屋に泊まったらしい。

●天馬博士:小学生であろうキョウと顔なじみと明らかに。ならアスカとの仲も小学生からという幼馴染か。

●GD2周年記念パーティー:その起源はレーナが入った日。まだたったの2年は意外であった。ド下手な似顔絵は誰が描いた?日常の平穏な懇親ぶりは、他の不穏な展開と対照的。居場所や生きる目的を与えてくれて感謝、温かくていいですねえ。

●河原崎:ミハルを王会長の手の届かない特別収容所に入所させ安全を確保。心得たもので何だかんだと良い人っぽい。にしても、岸和田を逃した穴は大きい。

●(河原崎の)部下:CVは田邊幸輔さん。

●(クーガモンを「おっきい猫だ」となでていた)女の子:CVは水希凛さん。

●男の子:CVは円くるみさん。クーガモンをなでていた子と思われるが。キョウの小学校の児童も兼任?

●男の子:CVは玉井布由花さん。でも、キョウの小学校の児童の声だとするなら複数いるはず。

●職員:大川陽之将(はるのすけ)さん、青ニプロのジュニア枠の方。

●職員:CVは赤山一真さん。

●職員:CVは炭谷勘吉さん。でも3人目にセリフはなかったような…汗

●松嶌杏実さんが7月12日にXにて「クーガモンを愛でる男の子役で出演いたしました」とポストしてますが…エンドクレジットは正確?

●料理:ローストビーフ、お好み焼き、メンチカツ、ピザ、グリーンサラダ、ケーキ。魚より肉というのは若者らしい。10才児が店のお好み焼きをマスター、器用すぎる。あの電子レンジで卵を爆発させていたトモロウがなんとメンチカツを手作り、がんばったなあ。ケーキに飾るマジパン人形はレーナの手作り。ぬい好きだからその要領で?近未来なのにろうそくにマッチで火をつけていたのには驚いた。まあ、未成年がライター持ってるのもおかしいし、チャッカマンだと絵にならないし。このマジパン人形付きケーキ、現実に販売してくれないかな。



次回予告:次回のサブタイトルは「きれいごと」。アジト前で倒れるトモロウ組とマコト組、駆け寄るレーナ。岸和田。挑むムラサメモン。冷めたソウジのアップ。危機を感じるキョウのアップ。

2026.7.13. 記

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