視覚

視力は両方0.03くらいで乱視。コンタクトレンズは怖いので使わない。壊したりなくすとすごく困るので、予備のメガネを複数常備。今のは緑色だが、丈先輩のような上縁が黄土色、下縁がないタイプを新しく作った。

好きな美術は、狩野芳崖「悲母観音像」(人は本当にこうして生まれてくるのだと感じる)、上村松篁「日本の鳥、日本の花」(皇居所蔵の屏風絵なので、ネットにはありません)、土田麦僊・速水御舟・福田平八郎・奥村土牛・安田靭彦等々の近現代の花鳥風月の様式美。高校の隣が天下の東京芸大で、日本画家になりたくて、美術の時間に上野公園へ風景を描きに行ったが、私は風景でなく花鳥風月が描きたかったので山茶花の花と枝を描いた、それでも先生は褒めてくれるという自由な校風だった。日本画専門の山種美術館にはよく通った。千手観音(救済の象徴)、京都の三十三間堂入江泰吉(奈良を愛した写真家、草花や大気の湿度を感じる写真)、田沼武能(世界中の子供の生き生きした様子をたくさん撮りユニセフに提供している写真家)。アンディ・ウォーホールヴィヴィアン・ウエストウッドのように、老いてもバリバリだとかっこいい。

墨絵は、色がなくてつまらない。油絵はねっとりして苦手(モジリアニと向井潤吉除く)。水彩画は好きな色を調合できるので好きだが、忙しくて絵の具が扱いづらいので、描くのは主に色鉛筆とサインペン。中学の頃いわさきちひろに心酔し、よく似た水彩画を描いて絵本画家を目指したことがある。静物画はこれを描きたいという動機や情熱が感じられない。陶芸はざらざら冷たくて苦手。茶器は、哲学ぶって高価だけど、何がいいのか全くわからない。

好きな色は緑。山吹の若葉やMacのかつてのライムカラーやエメラルドグリーンのような、みずみずしく温かい緑。東山魁夷の描く冷たい青緑は嫌い。色合いだけでなく質感と合わせると好みが分かれる。自室のインテリアは人によっては不快になるほど、緑で統一している。次に好きなのは、緑と合うみかん色と茶色。橙色もみかん色も昔はクレヨンにあったのに、今は「オレンジ色」になっちゃった、日本人なのに。その次は水色と卵の黄身のような濃い黄色。

モノトーンは冷たくて嫌い。蛍光色は派手で嫌い。パステルカラーはもやもやして物足りない。黒・赤・レモン色・紫・ピンク(天上ウテナのバラ色を除く)は苦手。純白より象牙色が好き。はっきりした色より中間色が好き。

好きな柄は、レトロで不整形な水玉。緑か茶か水色のギンガムチェック。60年代の花柄。苦手なのはアニマル柄。リバティの花柄(小さすぎて花に見えない)。ペイズリー(アメーバに見える)。ボーダー(太って見える)。

おしろいばなとかたばみとしろつめ草とつりがね草と蓮が好き。おしろいばなは、生活圏内のどこにどの遺伝形質の個体が生えてるか把握している。化学が得意だったら、おしろいばなの遺伝の研究をしたかった。カラー、グラジオラス、大輪のバラといった大きくて優雅な花は苦手。花屋に売ってる花より野草が好き、雑草という草はない。ガーベラには曼荼羅を感じる。草花を見るとリズムを感じる(例えばかたばみは三拍子、レースフラワーは四分音符)。

好きな動物はリュウグウノツカイ。

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